仕事は辛いのがあたりまえなのか
仕事だから苦しいのがあたりまえ。仕事だから我慢するのがあたりまえ。こうした考え方は仕事をますます苦しいものへと変えてしまう。仕事だからやらなければいけないことは確かにある。しかし、それは苦しいとか辛いということではない。
仕事だから苦しいのがあたりまえ。仕事だから我慢するのがあたりまえ。こうした考え方は仕事をますます苦しいものへと変えてしまう。仕事だからやらなければいけないことは確かにある。しかし、それは苦しいとか辛いということではない。
人は誰でも壁に突き当たったり問題に直面したときに、思い悩みイライラしたり心配で夜も眠れなくなる。しかし、どれだけイライラしても、また心配していたとしてもそれは何の解決にもならない。
何かの決断をする時、何かの解決策を考える時など、自分の気分をよく観察することだ。気分が良い時は、最良の答えにたどり着くのに対して、不快な時には最悪の選択をしがちである。今の気分がどうかを観察すれば、正しい道を選んでいるかが判断できる。
批判されたり文句を言われることは誰にとっても気分が悪い。しかし批判や文句の裏側には相手の切実な欲求が隠れている。感情的になるほどの欲求が批判や文句となって現れているのだ。この隠された欲求を理解すれば相手が求めているものが判る。
人間は未来のことを考えすぎ目の前のことに集中できない。人間は一度に一つのことしか出来ないので集中したほうが上手くいくしスピードが早くなる。仕事のできない人の特徴はあれもこれもと手を出して全部がとっちらかることだ。
「自分にはどんな価値があるのかわからない」そういう人がいる。しかし、自分の価値を一番よく解っているのが自分自身だ。自らが楽しいと思えること、ワクワクすること、時間を忘れるくらいできること、こうしたことが自分の価値に直結している。
成果を出せる人と出せない人の違いは行動出来るかどうかだ。文章を書く仕事であれば最初の1行を書いてみる。最初の1行が難しければとりあえず思いついた言葉を書いてみる。作業であれば、とりあえずできるところから取り掛かる。何でもいいのでまず始めてしまう。
ビジネスであっても、それ以外の事であっても、必ず失敗はある。失敗しないということは、行動をしていないということだ。ただ、同じ失敗するにも、最初のうちに失敗したほうが傷は小さくなる。だから最初はたくさん失敗することだ。そこから学べるものが大きい。
だれにでもやる気が出ない時というのがある。しなければならないのにやる気が出ない。そういう時は、先にやる時間を決める。そして、とりあえず始めてみるのだ。人間の心は体が動くことで変化していく。たとえやる気がなくても、強引に始めてしまえば、なんとなく気分も乗ってくる。
勉強するときに、まず部屋を掃除して、時間割を作って鉛筆削って、そして時間がなくなった。そんな経験を持っている人は、かなり多いと思う。これは人生においても同じで、本来やるべきことほど後回しにされてしまうものだ。その結果、時間が足りなくなりできなくなるのだ。