小泉進次郎は総理大臣になれるか

小泉進次郎

岸田内閣閣僚20人が決まりました。

その中で、小泉進次郎氏は、閣僚ポストを得られず「小石河連合」を形成した結果冷や飯食わされた格好になります。

総裁選で、激しくやり合った権力闘争で敗れ散った「小石河連合」は、今後もその力はそぎ落とされていくことになりそうです。

ここでは、小泉進次郎さんに焦点をあてて、四柱推命で、彼の今後を予想していきます。

小泉進次郎さんについて

小泉 進次郎さんは、言わずとしれた日本の若手有望政治家です。
学位はM.A.(コロンビア大学・2006年)。

自由民主党所属の衆議院議員(4期)で、これまでに、環境大臣(第27・28代)、内閣府特命担当大臣(原子力防災担当)に就任、内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官、自民党青年局長、自民党農林部会長、自民党筆頭副幹事長、自民党厚生労働部会長などを歴任しています。

血液型はAB型。
父は第87代・第88代・第89代内閣総理大臣の小泉純一郎。
母は宮本佳代子(エスエス製薬元会長、泰道照山の孫)。
兄は俳優・タレントの小泉孝太郎。
妻はフリーアナウンサーの滝川クリステル。

もう、絵に書いたようなサラブレッドです。

小泉進次郎さんの分析

この、小泉進次郎さんは、1981年 4月14日生まれです。

四柱推命の命式を作ってみると、次のようになります。
(生時不明のため三柱しかありません)

生年:辛(金) 酉(金)
生月:壬(水) 辰(木)
生日:壬(水) 戌(金)

五行でみると、水と金が目立つ命式です。

日主が壬ですので力強くエネルギッシュで情熱的な人です。
非常に知的で頭がよく、目的を達するために辛抱強く取り組む人ですが時に衝動的な行動に出たりする傾向が見て取れます。

一方で特徴的なのが権力を欲する政治家というよりは、どちらかというと研究に没頭する学者タイプに近いです。

父親である小泉純一郎さんとの関係は、助けてもらえるというよりは、ライバル関係です。
進次郎さんの中には、ライバルとしての父小泉純一郎さんの姿があるようです。

母親は、月支に傷官がありますが、強い印星によって印破食傷の状態です。
ですから、まったく力になりません。
実際に産まれて間もなく両親が離婚し、叔母に育てられています。

奥様の滝川クリステルさんとの関係は非常に良好で、内助というよりは、小泉進次郎というブランド価値を引き上げてくれる関係となります

小泉進次郎さんは総理大臣になれるか

これまでの、政治家としての小泉進次郎さんは、順風満帆のように見えます。
2009年に初当選してから、順調にキャリアを積み重ねて来ました。

2012年から2021年の大運が己丑(正官)であり、おそらく目上の人による節度ある抑制(コントロール)の中にいて、順調に階段を登ることができたのだと思います。

ところが、ここからの10年は、戊子(偏官)に変わります。
これは、ここまでは善意による抑制だったのが、悪意ある抑制、つまり政敵による妨害の10年となります。

つまり、ここから10年間は、血みどろの権力闘争に巻き込まれることになります。
この10年は多くのトラブルにも巻き込まれてしまいそうです。
ここを乗り切れれば、大きなチャンスが巡ってきそうです。

彼が総理大臣になるとしたら、2031年~2041年
年齢的に51~60歳の頃になります。

丁亥(正財)運が巡ってくるので、ここが財生官殺の廻りになり、大きなチャンスと言えます。

ただ、彼の命式を観る限り、権力に対しての欲求がほとんど感じられません。
政治家というよりは、学者という命式です。

小泉進次郎さんが、政治家を目指したのは、おそらく父親への強烈なライバル心に基づくような気がします。

ですから、ここからの試練の10年を強い気持ちで乗り切れるかどうかが、大きな鍵になります。

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