運を良くするにはいい気持ちでいること
いい気持ちでいるといい運が寄ってくる。では、そこそこの気分の場合はどうか?これは、ネガティブに分類される。気分に少しでも暗いところや陰りが有る時は何かの問題が生じている。ここでいう、いい気持ちとは一点の曇りもない生き生きとした幸福感のことだ。
いい気持ちでいるといい運が寄ってくる。では、そこそこの気分の場合はどうか?これは、ネガティブに分類される。気分に少しでも暗いところや陰りが有る時は何かの問題が生じている。ここでいう、いい気持ちとは一点の曇りもない生き生きとした幸福感のことだ。
お釈迦様は、どのような理不尽な目にあっても怒ってはいけないと説いている。憎しみや怒りの感情からは、何も生まれないことを知っていたからだ。怒りは、最初は小さくても自らを増幅し感情を蝕んでいく。だから、何があっても怒らないことが重要なのだ。
誰もがすべて、自分のことを棚に上げて考えている。人はいつでも他人を責めることで自分だけは素晴らしいと思い込みたいのだ。そして、怒りのはけ口のために、叩きやすい誰かを、いつも見つけようとしているのだ。
子どもの教育でも、親は感情的になってはいけない。感情的に怒っても、子供はなぜ怒られているかすらわからないことが多いからだ。それよりも、笑顔でアドバイスを与える方が、よほど子供は受け入れやすくなるものである。
何があっても怒ってはいけない。しかしこれが、なかなか難しい。普段からつい怒ってしまう習慣があると、なおさら怒らないことはできないものだ。そこで、今日一日だけ怒らないようにしよう。こう決めるのだ。これを毎日続けることで、怒らないという習慣がついてくる。
人間の感情のうち、もっともエネルギーを消費するのが怒りだ。だから、怒るのを止めれば心は疲れにくくなる。そもそも、怒りとは、自分の思う通りに周囲がならない場合に起こる。それは、自分自身が勝手におこした妄想なのだ。
世の中には作用反作用の法則がある。与えれば与えられるし、奪えば奪われるということだ。ここで問題は何を与えるかだ。愛や優しさを与えれば喜びが返ってくるが、憎しみや不快を与えれば怒りが返ってくる。どちらを相手に与えるかは、あなたが決めることであり自由だ。
怒るということは、それだけで幸福を破壊する。怒りの感情は、自分を破壊し、他人を傷つけ、さらに人との関係を破壊してしまう。だから怒ることには、注意をしなければいけない。感情的になり怒りをぶつけていいことは何一つないのだ。
ほとんどの問題は、その最初に感情が大きく関与している。さらに感情が問題を大きくしたり問題そのものを引き起こしたりする。だから、何か問題が発生したら、感情をすべて取り去って客観的に眺めることで、解決しやすくなるのだ。
訪れたチャンスをしっかりと生かすためには、感情に流されない冷静さが必要だ。しかし、すぐ怒ったり腹を立てたりしていると、このチャンスを見逃してしまう。全ての物事には、必ず同じだけプラスとマイナスがある。ピンチとチャンスは同時に訪れるのだ。