心の整え方

運をひらくための最初の一歩は、自分の心を整えること。焦りや不安を手放し、自分を信じる感覚を取り戻すと、世界の見え方が変わり始める。日常の中でつい乱れがちな心を整え、穏やかな内側から運を育てていくための言葉。

物では幸せになれない理由と本当の幸せの見つけ方

何々があれば幸せになれると思っている人は幸せになれない

幸福とはどこまで行っても
その人の心の感じ方だ

しかし、ほとんどの人は
物やお金を持てば
幸せになれると
錯覚して生きている

どんなに物を所有しても
人は幸福にはなれない

物を持てば持つほど
その物を無くす事を
怖れるようになり
結局は心がいつも
不安でたまらなくなる

真の幸福とは、結局のところ
どのような状況下であれ
心が決めていることに
気がつくことで得られる



「○○があれば幸せ」は卒業しよう

「〇〇があれば幸せ」
そう思っているうちは、幸せは遠ざかる

「お金があれば幸せになれる」
「理想のパートナーがいれば毎日が充実する」
「家を買えば安心して暮らせる」
そう思っていた時期が、私にもあった。

でも不思議なことに、手に入れて満たされたのは一瞬だけ
すぐに別の
「欲しいものリスト」
が頭の中で再生される。
そして気がつく。
あれも、これも、どれだけ集めても、心の不安はなぜか残っているのだと。

なぜ人は
「何かを手に入れたら幸せになれる」
と思い込むのだろう。
それはたぶん、そう思っていたほうがラクだから。
「今、幸せじゃないのは◯◯が足りないせいだ」
と思えば、自分のせいじゃなくて済む。
でもその考え方では、一生“幸せの仮予約”状態から抜け出せない。

本当の幸せって、
「ある日突然」
じゃなくて、
「すでにあるものに気づいたとき」
に始まる。
たとえば、今日のごはんが美味しかったとか。
電車の中で赤ちゃんが笑ってたとか。
コンビニの店員さんがやたら感じよかったとか。
そんな日常の中の小さな
「いいな」
が、心の栄養になる。

もちろん、家があれば安心するし、お金があれば嬉しい。
だけど、それは
「幸せの材料」
ではあっても、
「幸せそのもの」
ではない。
ケーキの材料を並べただけでは、お腹は満たされない。
大事なのは、それをどう味わうか。
つまり、幸せとは
「心の感じ方」
であって、条件ではない。

「〇〇があれば・・・」
と条件つきで待っているうちは、幸せはずっと、玄関の前で立ち尽くしたままだ。
中に入ってきてもらうには、今あるものに
「ありがとう」
と言って迎え入れることから始めよう。
幸せって、実はずっとそこにいたのだ。
こちらが気づいてなかっただけで。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

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