何かを手に入れても幸せにはなれない
幸福とはどこまで行ってもその人の心の感じ方だ。しかし、ほとんどの人は物やお金を持てば幸せになれると錯覚して生きている。どんなに物を所有しても人は幸福にはなれない。物を持てば持つほど、その物を無くす事を怖れるようになり、不安でたまらなくなる。
幸福とはどこまで行ってもその人の心の感じ方だ。しかし、ほとんどの人は物やお金を持てば幸せになれると錯覚して生きている。どんなに物を所有しても人は幸福にはなれない。物を持てば持つほど、その物を無くす事を怖れるようになり、不安でたまらなくなる。
年収が低いうちは、収入と幸福感とは密接に関係する。しかし、ある程度の年収超えてくると年収の伸びほど、幸福感は上がっていかない。人生における成功とは、年収の高さや資産の大きさではなく、限りある時間をどれだけ満足して生きているかということにある。
人間だれしもが過去も未来も現実には存在しないのにそれに引っかかり苦む。しかし、大事なことは今この瞬間を生きることただそれだけである。動物は過去を悔んだり未来に恐れを抱いたりしない。ただ今目の前のことだけで精一杯に生きている。
今起きている問題、今のあなたの環境、こうしたものはすべて自分自身が作り上げたものだ。他人が何かをしていると感じるかもしれないが、そうした関係を含めてすべて原因は自分にある。今の、あなたの周りにある環境はすべて、あなた自身が作り出したものだ。
基本的にその人の「準拠集団」によって、成功か失敗かの95%が決まる。要は、類は友を呼ぶということだ。金持ちになる方法について、「まず金持ちのように振舞うこと」「金持ちの気分を味わうこと」こうしたことを推奨していたりする。
今起きている問題、今のあなたの環境、こうしたものはすべて自分自身が作り上げたものだ。他人が何かをしていると感じるかもしれないが、そうした関係を含めてすべて原因は自分にある。今の、あなたの周りにある環境はすべて、あなた自身が作り出したものなのだ。
誰もが、現在の状況と理想の状況の間には、常にギャップがある。大事な事は、どこに自分の価値を置いているかという点だ。その自分の考える価値において、現在の状況に感謝し幸せを感じつつも、さらに上を目指すのは全く自然な事なのである。
だれもが、健康でありたいと願っている。それなのに、あっちが痛い、こっちが痛い、疲れた、やる気が出ない。出てくる言葉は愚痴や小言だ。健康を願うなら、自分自身の体に、もっともっと感謝することだ。やってることが違っている。
日本人であれば言葉が、相手に必ず伝わると思い込んでいる。日本語を誰もが当たり前のように使い、自由に操っているように思っているが、現実には、言葉で表現できることは完全ではない。だから相手に何かを伝えることは、難しいという前提を忘れてはいけない。
顔はその人のすべてを表している。ある程度年を重ねた人の顔には人柄までも現れているのだ。不快感を与えるような顔をしている人は、人柄もそのような人だ。これは顔の美醜ではない。その人の普段からの考え方、感情が表れているのだ。