
人は失敗を認めることで進歩していく
人はなかなか自分の失敗を認められない。それは自分の中のプライドが傷つくからだ。しかし。失敗を隠したままだとかえって傷口が大きくなる。失敗したときは、素直にその失敗を認め、対策を立てることだ。こうしたことをスムーズにできると大きな火傷を負わずに・・・
人はなかなか自分の失敗を認められない。それは自分の中のプライドが傷つくからだ。しかし。失敗を隠したままだとかえって傷口が大きくなる。失敗したときは、素直にその失敗を認め、対策を立てることだ。こうしたことをスムーズにできると大きな火傷を負わずに・・・
自分の本当の願望を内に隠し、反対の言動を取る人が多くいる。お金が欲しいのにお金は汚いものだ。恋人が欲しいのに恋愛にはこりごりだ。とにかく人は自分の本心を隠した言動を取りがちなのである。しかし、これではその願望はなかなか実現にくくなる。
運というと、どうしても人間の力の及ばないものをイメージしがちだが、決してそんなことはない。人間には避けようのないように見える災害の予測でさえ、現代ではかなり正確な予測ができるし、戦争なようなものでさえもある程度の予測が可能だ。
いい人ほど他人の為にと考えて行動しがちだ。これはマイナス面が大きい。最初に自分とその周囲の人の幸せが無ければ、本末転倒であり他人のために何もできない。こうした自己犠牲に人は酔いやすいし目的化しやすいが、それでは幸福になれない。
世の中には法則がある。何らかの行動を起こして結果が出るということは、そこには法則があることになる。その法則さえ見つければ、後は簡単に結果につなげていくことができるのだ。何かの技術なりノウハウを学ぶ時に、その後ろにある法則は何かを常に考えてみることだ。
幸福になる第一段階として経済的な豊かさは必要である。しかし、それだけでは幸福にはなれない。お金は問題の8割を解決してくれるが残りの2割は決して解決できない。では、残りの2割を解決できるものは何かだが、それは“愛”なのである。
この世界を構成しているものは三つある。「人知」「地理」「天機」の三つだ。「人知」の上に「地理」が成り立ち、「人知」と「地理」の上に「天機」が存在する。「人知」というのは、人間の本質を理解することだ。「地理」とは、地の理(ことわり)だ。
正義感とは結局は誰かを裁くことにつながる。他人を裁くことは気分のいいものだが、それは恨みや怒りを買いやすいのだ。それよりも赦すことの方がよほど相手にとって得るものが大きい。正義とは時代や環境によって変化していく。
自信を持つことはとても大事だ。しかし、自信が過信になると他人の意見やアドバイスが耳に入らなくなる。こうなると、目の前の危険に気づけなかったり、他人から足を引っ張られたり、トラブルに見舞われる。自信が過信になったときに躓くと致命傷を負いかねない。
全ての人は、生まれると同時に死に向かって歩み続けている。これは、だれ一人として例外のない現実だ。何もしないでいる間にも、時間だけは、刻々と過ぎていく。そして、人生も終わりに向かって刻々と進んでいるのだ。その道は、どこまであるか誰にも判らない。