心の整え方

運をひらくための最初の一歩は、自分の心を整えること。焦りや不安を手放し、自分を信じる感覚を取り戻すと、世界の見え方が変わり始める。日常の中でつい乱れがちな心を整え、穏やかな内側から運を育てていくための言葉。

焦らずに落ち着いて対処する習慣が未来を変える

何事であれ焦れば焦るほど狙いとは反対の結果になる

人間はトラブルにあったり
時間に追われたりすると
焦って物事を解決しがちだ

これが、誰もが同じだ

しかし、焦れば焦るほど
判断を間違え問題は
ますます大きくなり
時間に追われるようになる

大きな問題であっても
冷静に落ち着いて
対処するほうが
確実に解決に近づくものだ

焦ることはいい結果には
つながらないものである



焦ってドジ踏むのは人類の伝統芸

「焦るな」
と言われて
「はいそうですか」
と落ち着ける人がいたら、その人はたぶん仏の生まれ変わりだ。
私たち凡人は、鍵が見つからなければますますカバンの中を引っかきまわし、エレベーターが来なければボタンを連打する。
焦るほど、なぜか空回りする
これ、人間あるあるである。

不思議なことに、トラブルというのは落ち着いている人のところには小さく現れ、焦ってる人の前ではバケモノ化する傾向がある。
「なんでこんなことに!?」
と頭を抱えて騒げば騒ぐほど、問題もノリノリで巨大化してくれるのだ。
やめてくれ。

本当は、まずやるべきことはひとつだけ。
起きている事実を、そのまま見る」。
感情のフィルターを外して、ドラマチックな脚色を一旦ストップする。
あれこれ考えず、ただ淡々とやれることをやる。
カレーが焦げたら、
「うわぁ〜!」
と叫ぶ前に火を止める。
これでいい。

焦るとね、思考がサンダルで坂道を走るようなものになる。
バランス崩して転ぶのがオチだし、見てるこっちがヒヤヒヤする。
「落ち着いて対処する習慣」
は、人生の転び防止靴。
履き慣れてくると、どんな段差もヒョイッと越えられる。

焦っても解決はしないし、むしろ狙った結果と反対方向にジャンプしてしまう。
ジャンプ先にワニがいたら最悪だ。だったら、ゆっくり歩いて橋を渡った方がいい。

「焦らない習慣」を持つ人は、トラブルにもモテて優しくされる。
なぜなら冷静さって、何よりもカッコいいからである。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

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