現実を変えたいなら環境より先に考え方を変える

今起きている問題
今のあなたの環境
こうしたものはすべて
自分自身が作り上げたものだ
他人が何かをしていると
感じるかもしれないが
そうした関係を含めて
すべて原因は自分にある
今の、あなたの周りにある
環境はすべて、あなた自身が
作り出したものなのだ
ここを、理解せずに
他人の責任にしている限り
その環境や問題は変わらない
その環境を変えていきたけれ
自分自身が変わるしかない
全てが自己責任と認めるのは
辛く苦しいものである
しかし、ここを自覚して
変えていかない限り
環境を作り出した自分自身は
変わっていないので
同じ環境のまま同じ苦しみを
抱え続けることになる
いまの現実はあなたの選択の集積
今ある現実は、昨日までの自分の作品である。
朝起きて、ため息まじりに
「なんで私ばっかり・・・」
と思ったことがある人は多い。
うまくいかない現実、イラッとする人間関係、ぱっとしない毎日。そんな“環境”を変えたくなるのは自然なこと。
でも、その前に一度立ち止まって、自分自身にこう問いかけてみてほしい。
「この現実を作っているのは、いったい誰?」
そう、自分だ。
思わず
「そんなはずない」
と反論したくなるかもしれないが、落ち着いて考えてみると、日々の選択や思考の積み重ねが、今の現実をかたち作っている。
あの時、言い返さずに飲み込んだあの言葉。
なんとなく我慢したあの選択。
全部、自分の決断だった。
もちろん、台風のように予期せぬ出来事が吹き荒れることもある。
けれど、そのあとどう考え、どう行動したかは、環境ではなく“自分の思考”が握っている。
「環境を変えたい」
と引っ越してみたり、職場を変えてみたり、思い切って髪をバッサリ切ってみたり(女性あるあるですね)。
でも、考え方が変わらなければ、同じパターンがまたやってくる。
まるで脚本が同じで役者だけ違うドラマのように。
だからこそ大事なのは、考え方のクセに気づき、それをやさしくほぐしていくこと。
たとえば
「どうせ私なんて」
とすぐに思ってしまうクセがあるなら、
「私、またそれ言ってる?」
とツッコミを入れてみる。
そこから小さな変化は始まる。
つまり、現実を変えたければ、自分の内側の“設定”を変えるしかない。
難しいことではない。
むしろ、ちょっとした
「思いぐせのメンテナンス」
なのだ。
現実は、あなたの思考がつくったアート作品。
だから今日この瞬間から、筆を握る手を、意識的に持ち替えてみればいい。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。