お金やモノでは得られない本当の幸せと心の在り方

物を得ても幸福は手に入らない
幸福とは外にない心にある
欲しいものを得た瞬間に
熱は消え去り空虚が残る
人は所有で満たされるのではなく
心の在り方で輝きを得る
幸福は形ではなく心の状態
それに気づけば
求める苦しみは消える
幸福とは探すものでなく感じる力
「これさえあれば幸せになれる」
そう信じて手に入れたものほど、不思議なくらいあっさりと気持ちが冷めてしまう。
高級バッグも、最新のスマホも、手にした瞬間は心が躍る。
ところが数日もすれば、そのときめきは消え失せ、
「もっといいものが欲しい」
と思い始めたり、
「壊れたらどうしよう」
と不安に駆られたりする。
結局のところ、物やお金は幸福を与えてくれる保証人ではないのである。
では、本当の幸福とは何か。
それは特定のモノや条件で決まるものではなく、心の状態によって形づくられる。
例えば、友人との何気ない雑談で大笑いしたとき。
家族から
「ありがとう」
と言われたとき。
あるいは自分の努力が実を結び、小さな達成感を得たとき。
そうした瞬間に心が温かく満たされる。
これこそが幸福の正体である。
日常生活を振り返ればわかる。
豪華な部屋に住んでいても、心が荒れていれば不満は尽きない。
逆に質素な暮らしでも、心が穏やかならば満足できる。
だからこそ
「幸福は心のあり方で決まる」
という事実に気づくことが大切だ。
この視点を持つだけで、無駄な買い物に振り回されることも減り、気持ちがずっと軽くなる。
特に50代を迎える頃には、住まい、仕事、肩書き、人間関係といった
「持ち物リスト」
が増えていく。
いつの間にか
「持っているもの」
で自分の価値を測ってしまう。
しかし本当に大事なのは、所有物の多さではなく、どんな心で生きているかである。
ブランドよりも笑顔、立派な肩書きよりも心の自由。
人生の折り返し地点に立つからこそ、この違いがはっきりと見えてくる。
結局のところ、幸福は遠くにある宝探しではない。
すでに自分の心の中に存在し、それを感じ取る力があるかどうかで決まる。
今日も誰かとの会話で心から笑えたなら、道端の花に足を止めて癒やされたなら、それだけで十分に幸福はそこにあるのだ。
「幸福とは、探すものではなく、感じ取る心の姿勢である。」
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。