人生の目的は苦しむことではなく喜びを感じること

楽しくなければ止めたっていい

何かを成し遂げるためには
苦しまなければいけない。

そう言う人がいる。

もちろん、そういう考え方も
わかるしあるとは思う

しかし、そもそも私たちは
何のために生きて
いるのだろうか

人生を充実させて幸福で
楽しく生きるためだ

もちろん、困難に挑戦して
乗り越えたときの達成感や
充実感は素晴らしいものだ

しかし苦しまなければ
達成できないことでは無い

ここを勘違いする人が多くいる

楽しくなければやめればいい

本当にやりたいことなら
困難に見舞われても楽しんで
乗り越えることができるのだ

人生の目的は喜びで修行じゃない

「何かを成し遂げるためには苦しまなければいけない」
そんな言葉を、まるで呪文のように信じている人がいる。
確かに、努力や継続には意味がある。
けれど、それが“苦しみ”に変わってしまったとき、私たちは本来の目的を見失ってしまう。
人生の目的とは、誰かに評価されることでも、目標を達成することでもない。
自分自身が心から“喜び”を感じながら生きることだ。

年を重ねると、
「ここまでやってきたから・・・」
という“もったいない精神”が強くなる。
仕事も人間関係も、どこか義務感で続けてしまいがちになる。
でも、本当にやりたいことって、少し困難があってもなぜか続けたくなる。
疲れても、また明日やりたくなる。そういう感覚があるはずだ。

もし今、あなたがやっていることが、心の奥で
「もう無理だな」
とささやいているなら、それは潮時のサインだ。
無理に続けることが、人生の正解ではない。
むしろ、楽しくないことをやめることで、人生はしなやかに方向転換を始める。

もちろん、好きなことだけを選び続けて生きていくのは難しい場面もある。
でも、
「苦しまなければ価値がない」
という考えは、そろそろ卒業していい頃だ。
楽しんでいるとき、人は本来の力を発揮する。
それは仕事でも、家庭でも、友人との会話でも、すべてに通じている。

起業や経営は、ときに孤独で、苦しい局面もある。
けれど、それすらも“面白がる視点”を持てるかどうかで、大きく変わってくる。
「苦しいけど、どこか楽しい」。
その絶妙なバランスにこそ、生きる喜びが宿っている。

だから今日から、心の中でこうつぶやいてほしい。
「楽しくなければ、止めたっていい」
と。
そうつぶやくこと自体が、あなたの人生を豊かにする第一歩になる。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら
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