心の整え方

運をひらくための最初の一歩は、自分の心を整えること。焦りや不安を手放し、自分を信じる感覚を取り戻すと、世界の見え方が変わり始める。日常の中でつい乱れがちな心を整え、穏やかな内側から運を育てていくための言葉。

思考は現実化するという言葉が意味する本当のしくみ

人間には頭に描いたイメージを実現する能力が備わっている

イメージできることは
すべて実現できる

世の中の全ての成果は
誰かのイメージから始まる

時間が掛かるかも知れないが
イメージし続ければ
どのようなことも実現できる

反対にイメージできないことは
実現することはできない

できっこないと思っていれば
そのイメージ通り実現できない

全てはイメージされたことが
そのまま出現してくるのだ

時間の早い遅いはあるが
このことに例外はない

思い描けたことしか実現できない

イメージの中に、あなたの未来はすでにある。
そんなふうに言われたら、ちょっと不思議な感じがするかもしれない。
でも、私たち人間は本当に
「思い描けたこと」
しか実現できない仕組みになっている。

たとえば、手を挙げるという何気ない動作ですら、脳の中で“手を挙げる”というイメージが生まれない限り、筋肉は動かない。
つまり現実の行動は、必ず心の中の
「先取り映像」
から始まっている。

もっと大きな夢や目標も同じだ。
会社を立ち上げる、人生を変える、新しい商品を売る
すべては、まず心に浮かんだイメージが出発点になる。
逆に言えば、
「そんなの無理」
と思っている限り、イメージ自体が湧かず、現実化も起こらない。

イメージには、不思議な力がある。
思い描いた瞬間から、私たちはその方向に動き出している。
たとえ今は現実とギャップがあっても、意識の中ではもうすでに“実現モード”に入っているのだ。

しかも、イメージは何度も繰り返すことで精度が上がり、信念に変わる。
信念に変われば行動が自然に変わり、行動が変われば未来は必ず動く。
このシンプルな連鎖が、人間の持つ“現実創造力”の正体だ。

だからこそ、日々どんなイメージを心に流しているかが、とても大事になる。
テレビのニュースやYouTubeなどの他人の愚痴ばかり見聞きしていると、頭の中には
「自分にはできない映像」
がどんどん溜まっていく。

50代からの挑戦に必要なのは、“見たい未来”を自分でイメージする習慣だ。
派手な目標じゃなくていい。
静かな時間に、ちょっとニヤけるような未来をふっと思い描く。
そんなイメージこそが、次の人生の扉をひらく鍵になる。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

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