未来を案じるより今日一日を丁寧に生きる方が運は動く

未来のことを心配しても
あまり意味はない
また過去のことに悩んでも
全く意味はないのだ
むしろ心労が心身を蝕ばみ
健康を害したりする
心配してもしなくても
実際には結果には影響しない
どれだけ心配しても
結果が良くなることなどは
あり得ないのだ
結果に影響を与えるのは
行動だけだからだ
心配して心を痛め苦しむ位なら
目の前にあることに
全力で取り組むことだ
行動することで
初めて結果に影響を
与えることができる
未来はなるようにしかならない
未来がどうなるか、つい心配してしまうのが人の性。
ましてや年齢を重ねれば重ねるほど、起業や再挑戦といった大きな一歩には慎重になる。
でも、その“心配”が、じつは未来に対して何の効き目もないとしたら・・・。
それでもまだ、悩み続けるだろうか。
不安というのは、いつも正体不明で、得体が知れない。
だから人は、どうにか安心したくて、あれこれ先回りして考えようとする。
でも残念ながら、どれだけ頭で考えても、未来はこっちの都合通りには動かない。
つまり、心配してもしなくても、結果はたいてい変わらないのである。
むしろ、心配ばかりしていると、行動が鈍る。
チャンスの前で立ち止まったり、声をかけるのをためらったり。
行動しなければ、結果どころか何も起こらない。
それなのに、
「あのとき動けばよかった」
と、あとになって後悔する。
そうしてまた、
「どうせ私なんて・・・」
という、いつもの思考回路に逆戻りしてしまう。
大事なのは、不安を感じる自分を責めることではなく、その不安と上手につき合うことだ。
たとえば
「起業してもうまくいかなかったら・・・」
などと悩むより、
「今の自分にできることは何か?」
そう意識を向けた方が、ずっと建設的で現実的だ。
過去の選択をくよくよ思い返すより、今日をどう生きるかを選ぶこと。
未来をぐるぐる心配するより、今この一歩を大切にすること。
結果を変えるのは、不安でも思考でもなく、結局いつも
「行動」
なのだ。
心配の多さで未来は良くならない。
むしろ、笑って踏み出した一歩の方が、ずっと強い風を連れてくる。
「未来のことは、未来の私がなんとかするさ」
そう、少し肩の力を抜いて、今日のやるべきことにだけ集中してみる。
心は軽くなり、運は静かに動き出す。
案外、そんな風に力を抜いた人のほうが、うまくいってたりするものだ。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。