心の整え方

運をひらくための最初の一歩は、自分の心を整えること。焦りや不安を手放し、自分を信じる感覚を取り戻すと、世界の見え方が変わり始める。日常の中でつい乱れがちな心を整え、穏やかな内側から運を育てていくための言葉。

夢を叶える方法は本心を宣言し行動を揃えること

望むことと言動が矛盾していると実現しない

自分の願望を心に隠し
逆の言葉を口にする人は多い

お金が欲しいのに
お金は汚いと言い
恋人が欲しいのに
恋愛はもう嫌だと語る

人は本心を覆い隠す癖を持ち
その矛盾が夢を遠ざけてしまう

欲しいものは欲しいと宣言し
叶えたいことは
叶えると伝えるのだ

心と言葉を揃えなければ
本当に望むものは手に入らない



言動を揃えれば願いは現実になる

人は意外なほど、自分の望み言動をズラしてしまう。
お金が欲しいと言いながら、
「お金は汚いもの」
と口にする。
恋人が欲しいのに、
「恋愛なんてもう懲り懲り」
と笑ってごまかす。
これでは、せっかくの願望が自分でブレーキを踏んでしまう。

願望実現の第一歩は、自分の気持ちをはっきり宣言することだ。
欲しいなら
「欲しい」、
叶えたいなら
「叶える」
と言えばいい。
それだけで心のスイッチが入り、周囲にも伝わる。
本音を出さない限り、周りは応援のしようがないし、潜在意識だって混乱してしまう。

例えば、収入を増やしたいなら
「私は月○万円稼ぎます」
と宣言する。
「そんなの厚かましい」
と思う人もいるかもしれない。
でも実際には、願望を明確にする人だけがチャンスをつかむ
周囲を見れば、同じ人間なのに成果を出している人がいる。
その違いはスキルよりも、自分の望みを堂々と表現しているかどうかにある。

ここで面白いのは、言葉が行動を引っ張るという事実だ。
「いつか旅行したいなあ」
とぼんやり言うのと、
「来年はイタリアに行く!」
と宣言するのとでは、計画の立ち方がまるで違う。
宣言すれば調べ始めるし、積立だって始める。
行動が変わるからこそ、夢は現実化する

もちろん、最初から大きなことを掲げる必要はない。
「今日一日、笑顔で過ごす」
だって立派な願望だ。
小さな宣言を積み重ねるほどに、自分を信じる力が育つ。
その積み重ねが、やがて大きな願望を叶える土台になる。

人生は思った以上にシンプルだ。
望むことと言動をそろえるだけで、流れは驚くほど変わる。
本心と逆のことを言えば、自分にウソをつくことになる。
でも、本心を素直に出せば、自分も周囲も動きやすくなる。

だからこそ、欲しいものは
「欲しい」
と口にしてみよう。
それはわがままではなく、夢を叶えるための正しい第一歩だ。
あなたの言葉が、あなたの未来をつくるのだから。

「願いを隠せば人生は眠りつづけるが、望みを宣言すれば未来は目を覚まし、あなたの言葉通りに道をひらいていく」

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。

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