縁と人間関係

運は人を通してやってくる。良縁を招き、不要な縁を静かに手放す。そのために大切なのは、自分の在り方を見直すこと。言葉、距離感、違和感との向き合い方。人間関係の中に流れる運のサインに気づくための言葉。

誰かのために頑張る人が幸せを引き寄せる理由

自分が頑張ると誰か喜んでくれるそう思えば仕事は楽しくなる

人間は自分のためだけでは
生きられないものである

なぜなら人間の真の喜びは
誰かに喜んでもらえることで
初めて得られるものだからだ

誰かのためにと思う気持ちが
苦しい時にもう一歩の
頑張りを生み出す

仕事も同じで
自分のためにするというよりも
誰かのためにと考えたほうが
上手くいくものだ



誰かの笑顔が仕事の原動力になる

自分が頑張ると誰かが笑顔になる、それってすごい力。

朝からなんだか気分が乗らない。
そんな日は誰にでもある。
だけど
「今日は仕事したくないな」
と思いながらも、なぜか手は勝手に動いている。
なぜだろう?

それはきっと、その先に誰かの喜ぶ顔が浮かぶからだ。
自分ひとりのために頑張るのって、案外エネルギーが続かない。
だけど
「これをしたら、あの人が助かる」
と思った瞬間、もう一踏ん張りできる不思議な力が湧いてくる。
人って、自分のためよりも誰かのためのほうが本気を出せる生きものなのかもしれない。

たとえば、子どもが
「ありがとう」
と言ってくれるだけで、母は一日中ごきげんだったりする。
上司の「助かったよ」のひと言で、翌日のやる気が100倍になったりもする。
人の喜びが、自分の力になる。
それって実は、すごいエネルギー循環だ。

仕事も家事も、全部ひとつの“与える行為”だと捉えてみよう。
「ありがとう」
と言われなくたって、
「誰かの役に立ってる」
と思えた瞬間、ただの作業が意味ある行動に変わる

もちろん疲れる日もある。
でも、疲れているのは一生懸命やっている証拠。
「頑張ってる自分、今日もいいぞ」
って、自分にだけは拍手してあげよう。
そしてその頑張りが、巡り巡って人の笑顔につながることを信じよう。

結局、人生でいちばんのごほうびは
「誰かの笑顔」
だったりする。
お金や評価よりも、
「ありがとう」
の一言で元気になれる。
そんな単純なしくみが、人間の本質的な幸せなのかもしれない。

今日も、あなたのその一歩が、どこかで誰かの光になっている。
そのことを忘れずに、ゆっくりでも、にこにこ歩いていこう。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

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