幸福になる金の使い方
金を稼ぐことより
金を使うことのほうが
何倍も難しいものだ
そもそも、金というものは
稼いだだけでは、まったく
未完成な状態である
金は使って
初めて完成するものだ
そして金を使うことによって
自分の人生や自分の周りに
影響を与えるのである
良い使い方をすれば
良い結果として返ってくる
しかし金を使うことには
人間性がそのまま出る
品のない人の金の使い方は
品のない結果になっていく
いちばんいい金の使い方は
人のために金を使うことだ
人のために使うと
喜びが返ってくる
この喜びがまた金をもたらす
金は稼ぐより使い方が難しい
今、手元に金があまりなかったとしたら、金の使い方を見直してみたほうがいい。金の使い方にはその人ごとの癖がある。現在、金があまり手元に残っていない人は、この金の使い方に問題があることが多いようだ。
金は稼ぐことより使い方のほうが難しいものである。金の使い方を誤ると、関係ない人からも大きく非難される。
金を稼いで有名になった人は、使い方が露出すると最後には、引きずり落とされてしまう。これは、周囲の妬み嫉みを受けてしまうからだ。
金には、人間のいろいろな感情がどろどろと渦巻いている。だから、その金の行き先までしっかりと考えて使わないと、最後は、金に足をすくわれることになるのだ。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
profile:
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。