健康になる習慣は体に感謝の言葉をかけることから始まる

だれもが、健康で
ありたいと願っている
それなのに、あっちが痛い
こっちが痛い、疲れた
やる気が出ない
出てくる言葉は愚痴や小言だ
誰かに会ったら病気自慢
私の体はこんなに悪い
それでいて、美味しいものを
たくさん食べたい
お酒も飲みたい
身体に悪いものほど
美味しかったりする
健康を願うなら
自分自身の体に
もっともっと感謝することだ
やってることが違っている
文句ばかりでは体もやる気をなくす
「健康になりたい」
と口では言いながら、気づけば文句ばかり言っているのが自分の体だったりする。
腰が痛い、膝がきしむ、肩が重い、疲れがとれない。
そんな小言のオンパレードだ。
まるで体が悪いことをしたかのように、文句の標的にされている。
だけど考えてみてほしい。あなたの身体は、文句を言われながらも、毎日せっせと働いている。
文句を言いたいのは、むしろ身体のほうかもしれない。
「毎日、無理させすぎじゃない?」
と。
健康は願うものではなく、感謝から始まるものだ。
身体は敵ではない。
味方どころか、最初から最後まで付き合ってくれる唯一のパートナーだ。
四六時中、休むことなくあなたを支えてくれている。
心臓が
「今日はちょっとサボるね」
と言い出したら大ごとである。
それなのに、甘いものを食べすぎては膵臓に負担をかけ、飲みすぎては肝臓に文句を言い、動かずにいて筋肉が悲鳴を上げると今度は
「体が重い」
と文句を言う。
やってることと願いがまるで逆方向なのだ。
体調が悪いときこそ、
「ごめんね、いつもありがとう」
と声をかけてあげたい。
言葉にはエネルギーがある。
その一言だけで、細胞たちがちょっとシャキッとする。
気のせいではない、これはちゃんと伝わる。
そしてもうひとつ大事なのは、
「愚痴をやめること」
だ。
「疲れた」
「しんどい」
「調子が悪い」
などのネガティブワードは、聞こえた瞬間に潜在意識が“不調モード”を強化する。
それよりも、
「今日はここまで頑張った」
「よくやったね」
と、自分の身体にエールを送る習慣を持ちたい。
つまり、健康になりたいなら、まずは身体との関係を良くすること。
その第一歩は、小言ではなく
「ありがとう」
をかけることだ。
健康とは、身体と心のチームプレイである。
主将であるあなたの言葉ひとつで、チームの雰囲気はガラッと変わる。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。