自分らしく生きるにはやりたくないことをやめる勇気がいる

人が生きる最大の目的は
人生に喜びを感じることだ
しかし何かのルールに囚われ
目標を達成することだけに
こだわりすぎて人生の喜びを
忘れてしまうのだ
これでは、何のための
努力なのか判らなくなる
好きなことだけをやっていれば
いいというわけではないが
何のための人生なのかを
しっかり考える必要がある
気の重い日々に別れを告げよう
気が進まないのに、なぜか断れない。
「これも仕事のうち」
「年齢的にしかたない」
そんな言い訳を積み上げていくと、いつの間にか人生が“やりたくないこと”の詰め合わせになっていく。
しかも厄介なのは、それにすら慣れてしまうことだ。
気づいた時には、何をやっても心が動かず、
「最近、笑ってないな」
なんて顔がこぼれたりする。
でも、それはあなたの感受性が鈍ったわけじゃない。
センサーが壊れたのではなく、“喜びのもと”を遠ざけてきただけなのだ。
たとえ小さな会社でも、自分で仕事を選べるのが経営者の特権だ。
にもかかわらず、
「やりたくないことリスト」
に毎日サインしてるような日々が続いていたら、それはもう
「人生、間違ってますよ」
のサイン。
もちろん、生きていくためにやらなきゃいけないこともある。
けれど、やりたくないことばかりに時間を使っていれば、人生の主役が“義務”になってしまう。
それって悲しいじゃないか。
喜びを感じたいなら、まずは
「やらなきゃいけない」
の思い込みから自由になることだ。
全部やめる必要なんてない。
ただ、
「これはやりたくない」
と心が叫んでいることを見て見ぬふりしないでほしい。
自分の心に正直に生きることは、決してワガママなんかじゃない。
むしろそれこそが、運を動かすスイッチになる。
そして面白いことに、気が進まないことを減らすと、自然と
「やりたいこと」
が見えてくる。
人生の景色は、選択の積み重ねで変わっていく。
だから、ほんの少しでいい。
今日ひとつだけでも、“やりたくないこと”を手放してみる。
それが、あなたの人生をやわらかく照らす、最初の光になる。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。