自分の夢を生きているか
「自分は、いったい誰の為の人生を生きているのだろうか?」あなたは、ふとこんな疑問を持ったことはないだろうか。あなたの人生の中で、他人に決められた部分は、いったいどれくらいあるだろう。他の誰かの望みのせいで、嫌いな職業に付いてはいないだろうか。自分の人生を、自分の夢を、自分がやりたいことを見つけて、そこに進んでいけばいい。本当の成功とは、その先にあるものだ。(内田游雲)
profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「洩天機-運の研究」は運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
いったい誰の人生を生きているのか
「自分は、いったい誰の為の人生を生きているのだろうか」
あなたは、ふとこんな疑問を持ったことはないだろうか?
自分が今やっている仕事や生活は、本当に自分が望んだものなのか?
誰かほかの人(親や家族)などによって、規定されてしまっていないか?
あなたは、そもそも、自分の夢を生きているか?
それとも、他人の人の夢を生きているのか?
一度よく考えてみて欲しい。
あなたの人生の中で、他人に決められた部分は、いったいどれくらいあるだろう。
他の誰かの望みのせいで、嫌いな職業に付いてはいないだろうか。
そして、誰かの期待に応えたいと思って、やりたくないことをやっていないだろうか?
やりたいことを諦めていないか
やりたくないことがあっても、それが、自分の「役割」だからとあきらめていないだろうか?
父親、母親、娘、息子、友人、夫、妻として当然のことだと、それは、しょうがないことだと、無理に自分を納得させていないだろうか?
あなた自身は、いったいどこへ行ってしまったのか?
自分の意見など、本当にどうでもいいのだろうか?
自分の人生を生きることは、理にかなっているだけでなく、精神衛生上もとても大切な事のはずだ。
もし、今、特に好きでもない職業についているのなら、自分にこう尋ねてみることだ。
「私は、今、自分が生きたいと望んだ人生を歩んでいるだろうか?」と
そして、
「もし、もう一度、一から仕事を始めるとしたら、どんな仕事を選ぶだろうか?」と
たとえ何歳であっても遅くはない
世の中には、引退してから、本当にやりたかった仕事を新しく始める人もいる。
あなたも、あきらめないで、好きな仕事を見つけることができるはずだ。
私は、数年前にそう考えて占術家という仕事も取り入れることにした。
それまで、いくつもの会社を経営し、バリバリ仕事をやっていたのだが、ふと気がつくと、本当に好きな仕事をしていたわけではなかったからだ。
そこである日、思い立ってそれまでやっていた不動産業会社を廃業し、社員には、仕事を探して転職してもらい、独りで好きな仕事ができるように変えたのが58歳の時である。
自分の道を歩み始めるのに、年齢の制限はない。いつからでも遅くはない。
もちろん、体力的なものは年齢とともに下がっていくだろう。
しかし、その反面経験からくる知恵は、年齢と共に上がっていく。
だから、年齢がいくつであっても結局は関係ない。
あきらめずに、自分の人生を、自分の夢を、自分がやりたいことを見つけて、そこに進んでいけばいい。
本当の成功とは、その先にあるものだ。