運を開く言葉

たったひと言が人生を変えることがある。書家、瑞雪氏とのコラボ作品コレクション。

未来の不安を手放すには今日を丁寧に生きることがいちばんの近道

今日を大切にしない人は未来ばかり心配している

未来ばかり心配する人は
目の前の今日を
大事にできていない

そもそも、未来は
まだ存在しないものだ

存在しないものの心配して
今日を大切にしないと
未来は当然良くはならない

不確実な未来の心配より
今日をどれだけ大事に
生きるかを考えることだ

今日が新しい未来を
作り出すのだから

今日を大切にすれば未来は整う

未来の心配は、たいてい“まだ起きていないこと”に対して湧いてくる。
しかも、そのほとんどが自分の頭の中で作られた想像にすぎない。
つまり、現実には存在しない“幻の敵”と戦っているようなものだ。
そんな見えない未来のことで心が疲れてしまうのは、ちょっともったいない。

よく
「先のことを考えなさい」
と言われてきたけれど、それは“今”を雑にしていい理由にはならない。
未来の不安がどんどん大きくなる人ほど、実は今日という日に真剣に向き合えていない。
なぜなら、今日を丁寧に生きた人にだけ、明日の安心が届く仕組みになっているのだから。

たとえば、
「お金が足りなくなったらどうしよう」
と不安になる人ほど、今日の支出には無頓着だったりする。
「健康が心配」
と言いながら、今日も夜更かししてお菓子をポリポリ食べている。
未来への不安は、じつは“今日の怠慢”を映す鏡でもある。

もちろん、先のことを考えるのは大切だ。
でも、それは今日をおろそかにしながらやるものではない。
未来を変えたいなら、まず今日を変えること。
難しいことをしなくていい。
ちゃんと寝る、しっかり食べる、気持ちよく笑う。
それだけで、未来はこっそり明るい顔をし始める。

まだ来てもいない未来のことで悩んでいる時間があれば、今日の自分をご機嫌にしてあげよう。
未来はいつも、今日の積み重ねでできている。
明日をよくしたいなら、まず“今日”と仲直りすることから始めればいい。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

関連記事一覧

error: Content is protected !!