狭い価値観で人を見ている限り人生はうまく回らない

自分の狭い価値観で人を判断するからうまくいかない

自分の価値観は
他人とは違うものだ

そして、その価値観という
フィルターを通して認識している
全ては真実ではないのである

色眼鏡をかけて見ている状態だ

そんな状態で
何かの判断をすれば
あたりまえに間違うことになる

自分が認識している全ては
正しくないことを自覚をすることで
間違いを減らすことができる

価値観の枠を外すと人生が好転する

自分の物差しだけで人を測ってしまうと、だいたいうまくいかない。
これは人生あるあるだ。
しかも困ったことに、その
「自分の物差し」
というのが、たいてい昔ながらの感覚や、どこかで聞いたような常識の寄せ集めだったりするからタチが悪い。
思い込みが強くなるほど、人の話も聞かなくなるし、違う視点にも気づけなくなる。
気がつけば、周りの人がどんどん離れていって
「なんでだろう?」
と首をかしげる羽目になる。

でも、ちょっと立ち止まって考えてみてほしい。
人には人の見方があって、それぞれ育った環境も、経験も、信じてきたことも違う。
たまたま自分の見ている世界が正解に見えているだけで、それがこの世の真実というわけじゃない。
むしろ、その価値観のフィルターが、目の前の人の魅力や可能性を曇らせてしまっているかもしれない。

色眼鏡を外してみると、案外
「いい人じゃん」
と思うこともあるし、
「なるほどね」
と納得できることもある。
価値観の違いにイラッとくるのは、自分が正しいと思い込みすぎている証拠でもある。
相手を変えるより、まずは自分の見方を柔らかくしてみた方が、関係性はずっとラクになる。

人生はひとりで正しさを主張するより、違いを面白がれる人のほうが、ずっと得をするようにできている。
正しいかどうかよりも、楽しいかどうか。
そんなふうにものごとを眺めてみると、意外と人間関係って思いのほか上手くいく。
狭い価値観で生きるのは、せっかくの人生がもったいない。
どうせなら、もっといろんな景色を楽しんでみよう。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

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