比較をやめ劣等感と嫉妬を手放し自分軸で生きる

他人の言葉は本来
あなたを傷つける力を持たない
傷をつくるのは心に潜む
劣等感と嫉妬である
触れられたくない部分を
突かれたときに怒りは生まれる
相手の言葉が刃に変わるのは
自分の中の感情のせいなのだ
人は比べることで価値を測り
少しでも優位に立ちたがる
その欲が刺激されるとき
人は自ら言葉に傷つくのだ
隣の芝生より自分の庭を育てよう
人はよく
「他人の言葉に傷ついた」
と口にする。
でも実際は、相手の言葉そのものより、胸の奥にひそんでいる劣等感や嫉妬がチクッと反応していることが多い。
たとえば
「最近ちょっと疲れてる?」
と何気なく言われただけで、ぐさっときたことはないだろうか。
心のどこかで
「疲れてるのバレてる・・・」と思っているからこそ、言葉が刃のように感じてしまう。
つまり、他人の言葉はただのきっかけにすぎず、自分の心が生み出す痛みのほうが大きいのだ。
これは経営の場面でも同じである。
「ライバル会社が急成長」
「あの社長が雑誌に載っていた」
そんな話を耳にすると、心がざわつく。
実はその正体は、比べて落ち込むクセであり、放っておくと焦りが自分を振り回す。
けれども、よく考えれば相手は関係ない。
自分を突き動かしているのは、内側に潜む劣等感や嫉妬なのだ。
ここで忘れてはいけないのは、人も会社もそれぞれの強みがまったく違うということ。
なのに
「隣の芝生は青い」
とばかりに落ち込んでしまうのは、自分の庭に水をやらずに
「どうして咲かないんだろう」
と嘆いているようなものだ。
それでは、自分の花はいつまでたっても咲かない。
だからこそ大切なのは、自分軸を持つこと。
「これが私の大切にしたいもの」
「これが私の強み」
と心に旗を立てる。
そうすれば、周りの声に揺れ動くことはなくなる。
マラソンで隣のランナーを気にせず、自分のリズムで走るように。
他人の言葉や成功は、ただの風のようなもの。
一瞬ふわっと揺れることはあっても、心を決めるのは自分自身。
私たちを本当に傷つけるのは、自分が抱えた劣等感や嫉妬であり、それを見つめてそっと手放すことができれば、心はうんと軽くなる。
もし今日
「人の言葉に傷ついた」
と感じたなら、まず自分の中をやさしくのぞいてみよう。
そこにいる感情を見つけて
「よしよし」
と微笑むだけで、痛みは驚くほどやわらぐ。
人生は比べ合いではない。
自分の庭に水をやり、花を育てることこそ、心を豊かにしてくれるのだ。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。