五省(海軍兵学校)
五省とは、旧大日本帝国海軍の士官養成機関であった、広島県江田島の海軍兵学校(現在は海上自衛隊幹部候補生学校)において、生徒がその日の行ないを反省するために暗唱していたものだ。初めてこれを聞いた時は、とても感銘を受けたものだ。
五省とは、旧大日本帝国海軍の士官養成機関であった、広島県江田島の海軍兵学校(現在は海上自衛隊幹部候補生学校)において、生徒がその日の行ないを反省するために暗唱していたものだ。初めてこれを聞いた時は、とても感銘を受けたものだ。
本当に魅力的な人とは、内面より醸し出される雰囲気が素晴らしいものである。そして、これはその人の人格が作り出すのだ。いくら着飾っても内面を隠すことはできないのである。人間性こそが人生ややビジネスに、大きな影響をもたらすのだ。
日本人の特徴として感情表現が下手なことがある。日本人は、口に出さなくても伝わるだろうと思いがちだ。しかし、実際には口に出さないと伝わない。特に好意は、恥ずかしがったり、照れたりしないで、しっかりと言葉に出したほうが伝わるものだ。
日本人であれば言葉が、相手に必ず伝わると思い込んでいる。日本語を誰もが当たり前のように使い、自由に操っているように思っているが、現実には、言葉で表現できることは完全ではない。だから相手に何かを伝えることは、難しいという前提を忘れてはいけない。
物事がうまくいく人と、うまく行かない人には、明確な差が見て取れる。最大のポイントは、無意識に使う「否定語」である。とりあえず、全部否定から入る。それも、反射的に何も考えずに否定する。こうして否定語をいつも使っているようでは物事がうまく行かなくなる。
口に出す言葉は、行動に大きな影響を与え、行動は、所有する物に影響している。人は、言葉の力に導かれるように行動し、その言葉通りの現実を生み出すように、自然と行動することになるのだ。自分が常に口に出している言葉が、そのまま、現実となって現れる。
現代は、誰もがスマホを持って自分の音楽を始終聴きながら、他者とのコミュニケーションを拒否している。言葉というものは、基本になる部分を除いて、それぞれの分野の独特の表現が存在し、個人間の会話においては、それぞれの嗜好の分野の言葉が使われるものだ。
私たちの人生において、言葉は最も重要であることは疑いようもない。なぜなら、言葉は誰かとコミュニケーションをとるために最も基本となるものだからだ。言葉を上手に使うためには、日ごろから言葉について深く研究しておくことが大事だ。
私たちの人生にとって「言葉」のスキルはもっとも重要なものだ。直面するほとんどの問題は、言葉から生まれている。それなのに、言葉を発するときには、あまり考えずに自分の欲するままに発している。この認識の間違いが、大きな問題を引き起こしてしまうのだ。
人には色々な口癖がある。その口癖の中でも最も良くないものの一つが「面倒くさい」だ。この言葉は、目指すすべての夢や望みをリセットしてしまう。無意識に出る言葉を一度よく振り返ってみることだ。それがあなたの人生を左右していることが多々あるものだ。