人間は失ったものにも執着する
物を捨てられないのは
その裏に執着する性質がある
不要なものまで溜め込むのは
この執着心によるものである
問題はこの執着する感情は
大きく膨れ上がることだ
そうなると既に失ったものや
去っていた人にまで執着し
怒りや恨みを感じることになる
こうなると、どんどん人生が
不幸になっていく
無くした物や去った人への
執着だけで心が一杯になり
新しい人や物への感謝や
喜びを感じられなくなる
過去の記憶や悪感情を捨てる
世の中には、物を溜め込んで捨てられない人がたくさんいる。こういう人は、物だけではなくて、その物にへばりついている記憶も、たくさん引きずっているのだ。
過去の記憶や感情に囚われて、何度も何度も反芻し同じ感情を繰り返し、一人で不幸になっているのである。
過ぎ去った過去に引っかかっていると、新しい一歩をなかなか踏み出すことができずに、いつも過去の愚痴をぐだぐだ言うだけの人生になってしまいがちだ。
物を捨てるという行為は、過去の記憶や悪い感情を捨てるという、重要な行為なのだ。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
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内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングや人生のコーチングを専門に行い、30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
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瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。