お金を人のために使える人が豊かさを引き寄せる

お金は稼ぐことより
使い方のほうが難しい
お金の使い方を誤ると
大きく非難される
お金を稼いで有名になった人は
使い方が露出すると
最後には落とされてしまう
これは周囲の妬み嫉みを
受けてしまうからだ
お金には様々な感情が
どろどろと渦巻いている
だからそのお金の行き先まで
しっかりと考えて使わないと
足をすくわれることになる
お金の循環が金運を呼び込む
お金は稼ぐより、使うほうが何倍も難しい。
稼ぎは数字で評価されるが、使い方にはその人の人柄がまるごとにじみ出るからだ。
上手な使い方をすれば
「器が大きい」
と褒められ、ヘタをすれば
「調子に乗ってる」
と陰口をたたかれる。
お金には人の感情がびっしりねっとり絡まっている。
特に、人の目に触れるお金の使い方は、想像以上に見られている。
高級車に乗れば
「成金」
と言われ、寄付しても
「売名」
と言われる。
結局、何をしても何か言われる。
だからこそ、
「何に使うか」
は自分でしっかり選ばなければいけない。
運を引き寄せるお金の使い方とは、自分の喜びだけでなく、誰かの喜びに貢献することだ。
人が笑顔になるところにお金を流すと、不思議とめぐりがよくなる。
これが金運を上げる習慣の一つだ。
お金は使い方次第で、周囲の空気すら変えるチカラがある。
大切なのは、お金を
「流す」
意識だ。
溜めることばかり考えると、お金も腐る。
循環させることで、金運は生き物のように元気に動き出す。
お金を人のために使うと、自然と返ってくる。
それは通帳の数字とは別のかたちで、あなたのもとにちゃんと戻ってくる。
だからこそ、
「見栄」
や
「自己満足」
のためではなく、
「誰を幸せにするか」
を基準にお金を使いたい。
非難されない使い方とは、結局のところ、誰かの笑顔につながっているかどうか、ただそれだけなのである。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。