心の整え方

運をひらくための最初の一歩は、自分の心を整えること。焦りや不安を手放し、自分を信じる感覚を取り戻すと、世界の見え方が変わり始める。日常の中でつい乱れがちな心を整え、穏やかな内側から運を育てていくための言葉。

やる気を出す方法は時間を決めてまず動くこと

やる気が出ない時は先にやる時間のほうを決めてしまう

だれにでもやる気が出ない時はある
心は重く体も動かぬ朝がある

その時こそ先に時間を決めよ
迷いを断ち切る合図を刻め

とりあえず始めてみればよい
体の動きが心を揺さぶる

やる気は行動のあとに生まれ
気分は流れに乗って変わる

動かずに嘆けば時は消え去り
始めた人だけが未来を掴める



やる気が出ない時は時間を決めて動く

誰にでも、やる気が出ない朝がある。
目覚ましを止めて布団の中でスマホを見ているうちに、あっという間に時間がすぎていく。
頭では
「やらなきゃ」
とわかっていても、体が動かないのだ。
そんなときに役立つのが、先に
「やる時間」
を決めてしまうという方法だ。

やる気というのは、気まぐれな友人のようなものだ。
呼んでも来るときと来ないときがある。
だから、やる気を待つのではなく、こちらから
「今から始めます」
と宣言してしまう。
すると、心は不思議と
「仕方ない、やるか」
と腰を上げる。
これは、スイッチを押すような効果がある。

たとえば掃除。
気分が乗らなくても、
「10分だけやろう」
と時間を決めて始めると、いつのまにか夢中になって部屋がピカピカになる。
料理でも同じで、包丁を握ってしまえば、メニューのアイデアが浮かんでくる。
最初の一歩を動かすと、行動のエンジンがかかるのだ。

これは仕事にも効く。
メールの返信、資料づくり、やり残した作業。
どれも
「あとで」
と思っていると、結局一日が終わってしまう。
だが、時間を区切って始めると、不思議と集中力がわいてくる。
しかも、終わったあとの達成感は格別だ。
「あの重荷が消えた!」
と気分が軽くなる。

さらに良いのは、この方法を習慣にすると
「やる気を待たない人」
になれることだ。
やる気に振り回されず、自分で流れをつくれる人になる。
これは日常生活だけでなく、人生の流れそのものを変えていく。

もちろん、途中でうまくいかないこともある。
時間を決めても、気分が上がらない日もある。
けれど、そんな時は
「なんとかなる」
と笑い飛ばせばいい。
大切なのは、止まらずに前へ進むことだ。

結局のところ、やる気は行動のあとからついてくる
だから、やる気を待つ必要はない。
今日の一歩を決めるのは、やる気ではなくあなた自身の選択だ。

「行動はやる気を呼び、時間を決めることで心は流れ出す。始めた瞬間に、あなたの一日は変わり、やがて人生の景色さえ塗り替わっていく」

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
【内田游雲の氣と経営を整える実践トート(無料)】 氣と運を整え“使って減らぬ金百両”を手にする方法 なぜ氣と行動を整えると“お金が巡る”のか? 見えない力を経営に生かす秘密を無料配信

関連記事一覧

error: Content is protected !!