環境を変えても人生が変わらない本当の理由

何か問題が起きたときなどに
人は無理してでも環境を
変えようとしがちだ
しかし、その問題は
自分の考え方により
引き起こされている
だから、いくら環境を変えて
周囲を一新したとしても
また、同じ問題が巡ってくる
まず自分の考え方や
考え方の癖を変えないと
人は変われないものなのだ
変えるべきは
環境ではなく考え方
環境を変えるのは
新しい環境で考え方が
変わるのを助ける為でもある
場所を変えても人生は変わらない
引っ越したのに、転職したのに、転機だと思ったのに・・・
なのに、なぜかまた同じようなことで悩んでいる。
これは偶然でも運のせいでもない。
実は、原因は“外側”ではなく、自分の“内側”にあることが多い。
つまり、変えるべきは環境ではなく、自分の思考グセ。
景色が変わっても、心のレンズが同じなら、見える世界も変わらないのだ。
もちろん、環境を変えると気分はリフレッシュする。
空気も違うし、新しい出会いもある。
でも、思考のクセがそのままだと、新しい職場でもまた
「なんか合わないな」
などと思い、新しい人間関係でも
「やっぱり疲れる」
そう感じるようになる。
それは、まるで違う劇場で同じ脚本を上演しているようなもの。観客が変わっても、セリフと演出が同じなら結末も似てくる。
だからこそ、まず見直したいのは、自分の“思い込み”や“決めつけ”だ。
「またどうせ失敗する」
「私なんて・・・」
という心のつぶやきを、そっと静かに下ろしてみる。
そうするだけで、同じ景色が少し違って見えはじめる。
壁にしか思えなかった出来事が、実はドアだったと気づくこともある。
そのドア、開かないのではなく、ただ鍵がポケットに入ったままだった。
それに気づいた瞬間から、物語は少しずつ書き換わる。
変えるべきは景色ではなく、自分の脚本。
鍵も、ペンも、最初から自分の手の中にある。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。