感情に振り回される人が不幸を引き寄せる仕組み

不幸は感情が引き起こし幸福は意志と努力で引き寄せる

不幸と幸福とどっちが簡単に
手に入るかといえば不幸である

感情に任せていれば
人間は自然と不幸になる

幸福は、自分の意志で
感情をコントロールし
目的に向かって努力することで
初めて得られる

だから、人間は放っておくと
すぐに不幸になる

逆に幸福になる為には
強い意志と努力が必要なのだ

感情に任せると不幸に近づく

気づけば
「なんで私ばっかり・・・」
とため息をついている。
そういう時、人はだいたい感情に振り回されている。
怒り、イライラ、不安、嫉妬。
感情は本能だから、放っておけばどんどん暴走するし、不幸への階段はスロープになっているから、気づけば足が勝手に下りていく。

一方で、幸福というものは坂道の上に咲く小さな花のようなものだ。
自分の足で登るしかないし、風が強ければ踏ん張らないといけない。
だから、幸せになるには、意志と努力が必要になる。
「感情は放っておくと不幸に向かうが、幸福は自分で選びとるもの」
だなんて、少し面倒に感じるかもしれない。
でも、実はこれ、人生のすごく単純な仕組みでもある。

たとえば、怒りの感情をコントロールできずに周囲にぶつけてしまえば、あとに残るのは後悔と孤独だ。
周囲は離れ、関係性はギクシャクし、自分だけが
「なんで分かってくれないの」
と思い詰める。
だけど、もしもその怒りを一度
「ちょっと置いておく」
ことができたら?
状況は変わらなくても、自分の在り方は変えられる。

感情に飲まれないとは、強がることではなく、波を見送る力を持つことだ。
嵐の中で無理に進むのではなく、静まるのを待つ。
その間に
「私はどうしたいのか」
と自分に問いかける。
それが意志であり、幸福への小さな一歩になる。

人はいつからでも変われる。
50代でも、起業を目指す途中でも。
大切なのは、感情に反応するのではなく、感情と少し距離をとって“選ぶこと”だ。
幸せは、偶然のギフトではなく、意思表示の積み重ね。
今日もまたひとつ、自分に
「幸せの舵」
を渡していこう。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:遊雲

内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

関連記事一覧

error: Content is protected !!