運を開く言葉

たったひと言が人生を変えることがある。書家、瑞雪氏とのコラボ作品コレクション。

なぜかうまくいく人がしている“与える習慣”の正体

相手に押し付けた損失はいずれ自分に還ってくる

世の中は不思議なもので
誰かに一方的に
押し付けた損失は
後々、必ず還ってくる

ただ、時間がずれている為に
それに気がつかないだけだ

ただその事実を知ってしまえば
行動の仕方は慎重になるし
自分だけが一方的に
得をしようとしても
意味が無いことに気づく

仏教に因果応報という
言葉があるが真実なのだ

それに気づくか気づかないかで
行動や結果が変わってくる

与える行動が信頼と運をつくる

「損して得とれ」
とはよく言ったもので、人に押しつけた損失というのは、不思議なことに、あとから何かの形で自分に返ってくるものだ。
経営でも人生でも、表面的には得したように見える“ずる賢さ”ほど、後々になって思わぬ出費や信頼の損失として跳ね返る。
しかも、それがどこからどうやって来たのか、自分では気づけない。
だから厄介なのだ。

例えば、仕入れ先をぎりぎりまで値切って圧迫したらどうなるか。
一時的には利益が出るかもしれない。
でも、相手のモチベーションは下がり、品質や対応力の低下に繋がる。
そして次に自分が困った時、思ったように助けてもらえない。
「なんだか最近、うまく回らないな」
そう感じた時、それは過去に誰かへ投げた“損”が巡って来たサインかもしれない。

逆に、相手に得を渡すと、不思議なことに、タイミングも相手も違う形で、自分に得が戻ってくる。
しかも、なぜか必要な時にふっと現れる。
その現象を
「偶然」
と片づけることもできるが、経営者はそうした流れに敏感でいた方がいい。
運の流れは、帳尻合わせの名人なのだ。

50代を過ぎたら、計算だけでは見えない“見えない報酬”を味方にしたほうがいい。
だから、目の前の損得だけで動かず、どこかで
「誰かのために」
と思って動く。
すると、経営も人生も、なぜか穏やかに回り出すから不思議だ。

今日一日、誰かにちょっと得をプレゼントしてみよう。
そのささやかな得が、明日のあなたを助ける
「運の貯金」
になるかもしれない。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

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