怒りを手放して感情を整え心を守るシンプルな方法

どんな酷い目にあっても
人を罵らない
感情をあらわにすれば
怒りは内にふくらみ
ふくらんだ怒りは
また新しい怒りを呼び
いつしか自分の心まで
傷つけてしまう
だからどんな時も
静かでいてほしい
怒りが湧いたならそっと見つめ
静かに消えていくのを待てばいい
感情は風に乗った雲のように流れ
人を罵らず怒りを手放す生き方
腹の立つ出来事は、人生のあちこちに転がっている。
スーパーのレジで割り込みされたとき。仕事で理不尽な要求を押し付けられたとき。
そんな瞬間、口から飛び出しそうになるのが、相手を責める言葉だ。
しかし、人を罵るという行為は、自分の中に毒をため込むのと同じだ。
吐いたつもりの毒は、最初に自分の心と体を侵していく。
怒りを手放すことは簡単ではない。
でも、放っておくと感情は雪だるまのように膨らみ、やがて自分を押しつぶす。
怒りは他人を傷つける前に、自分の笑顔や元気を削ってしまう。
だから、何があっても怒らない習慣を持つことが、自分を守る第一歩になる。
感情が湧き上がった瞬間は、冷静な判断ができない。
そんな時こそ怒りをコントロールする技が役に立つ。
深呼吸を三回、ゆっくりと。
口の中で
「今は言わない」
と唱える。
これだけで、感情の熱は少しずつ下がっていく。
感情を整えるための小さな動作が、未来の大きなトラブルを防ぐのだ。
怒らないというのは、相手の非を見逃すことではない。
それは、自分の心を感情に振り回されない場所に置くということだ。
感情に任せて相手を罵れば、一瞬はスッとするかもしれない。
しかし残るのは、言ってしまった後の気まずさと、自分への失望感だ。
人を罵らないと決めるのは、自分を大切に扱う宣言でもある。
怒りは一時的な波のようなもの。
時間がたてば必ず静まる。
その波に飛び込むより、浜辺から静かに見送る方がずっと楽だ。
そして、その姿は周囲の人の心を和ませ、信頼という財産を積み重ねていく。
今日からできることはシンプルだ。
まず、怒りを感じたら手放す選択をする。
そして笑顔で一歩引く。そうすれば、人生は驚くほど生き易くなる。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。