哀しさがあるから幸せを実感できる

人間の感覚は何かと
比較することから生まれる

同じ状態のくり返しは
その状態に慣れ
感覚が鈍くなるのだ

だから、喜びや
嬉しさを感じる為には
哀しみや辛さの記憶が
必要になるのである

逆に何の経験も無いところでは
嬉しさや幸せを実感できない

つまり幸福の実感の為には
不幸の経験が必要になるし
嬉しさの実感の為には
哀しさや辛さの体験が必要なのだ

幸福になる為には辛さも必要

世の中の全ての人が、幸せになりたいと願っている。しかし、眉間に皺をよせて苦しみながら幸せを願っても幸せにはなれない。「苦しい!」「辛い!」と言いながらでは、誰も幸せにはなれないものだ。

しかし、だからといって世の中から苦しみや辛さが無くなると、これもまた幸せになれない。幸福という感情は、緊張から開放され弛緩の状態になった時に感じるものだからだ。

苦しみや辛さといった緊張状態から開放された、弛緩の状態に変化することが幸福という感情なのである。つまり、人が幸福になるためには、苦しみや辛さが必要になるということだ。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。

内田遊雲の発行する 【気の経営-メルマガ編-】(無料)はこちらから

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