目の前のことを丁寧に扱えば運と幸福は自然に訪れる

人生で最も大切なものは未来ではなく目の前にある

人は常に何かを求めている

それは幸福だったり
お金だったり
生きがいだったり
愛だったり

しかし、往々にして
その中でも最も大事なものは
目の前にある

まず目の前にあるものを
感謝して受け取ることで
その他のものも順に
受け取ることができるのだ

しかし遠くばかりを探して
目の前のものに気づかなければ
それは決して得られないのだ

大事なものはいつも目の前にある

人はなぜか、まだ起きてもいない未来にご執心だ。
老後のために貯金、いつかの夢のために努力、来年こそはダイエット・・・。
あれこれ先延ばしにしているうちに、眼の前のコーヒーが冷めていたりする。
未来は、棚の上に飾ったショートケーキみたいなもので、見上げてるうちは甘そうだが、手を伸ばすころにはカビが生えてたりもする。
ケーキはやっぱり、目の前で食べるに限る。

本当に大切なのは、今ここにある“地味な幸せ”だったりする。
お気に入りのマグカップで飲む一杯とか、スーパーで半額シールを見つけた瞬間とか、そういうささやかなことに
「ありがたいな」
と思えたとき、人生の運転席に福の神が乗り込んでくる。

未来を案じて深いため息をつくより、目の前の洗い物を済ませた方が、運は案外すぐに巡ってくる。
チャンスも幸せも、だいたい地味な服を着て現れるし、たまにピンチのふりまでしてくる。
騙されずに拾った人だけが、後から
「ラッキーだった」
と言えるわけだ。

人生を変える大事なヒントは、未来ではなく今日の足元に落ちている。
まずはそれを、鼻歌でも歌いながら拾ってみればいい。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

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