心の整え方

運をひらくための最初の一歩は、自分の心を整えること。焦りや不安を手放し、自分を信じる感覚を取り戻すと、世界の見え方が変わり始める。日常の中でつい乱れがちな心を整え、穏やかな内側から運を育てていくための言葉。

欲しいものを言葉にすると願いが叶い現実が動き出す

自分の希望をはっきり言わないと欲しくないものが与えられる

欲しければ
欲しいと言えばいい
曖昧な沈黙は
望まぬ現実を呼び寄せる

言葉を濁せば
運もまた迷う
伝えなければ
誰もそれに気づかない

不満を抱えた人生は
本音を隠した心から生まれる

欲しいものは
胸を張って願えばいい
遠慮より



欲しいなら「欲しい」と言っていい

欲しいと言わなきゃ、欲しくないと同じことになる
レストランで
「なんでもいいです」
と言ったら、ほんとうに“なんでも”が出てくる。
焼き魚が食べたかったのに、カレーが出てきて、内心ちょっとがっかり。
それなのに
「ありがとう」
と言ってニコニコしてる。
そんな経験、ないだろうか。

自分の希望を口にしないというのは、
「欲しくない」
と言ってるのと同じである。
たとえ心の中で
「こうなったらいいな」
と願っていても、黙っていたら誰にも伝わらない。
周囲は気を利かせて何かを与えてくれるかもしれないが、それは自分が望んだものではないことも多い。

日本人は、とにかく
「察する文化」
で生きてきた。
だから、はっきりと
「私はこれが欲しい」
と言うのは、ワガママのように思えてしまう
でも、それを遠慮しすぎると、人生が“余りものバイキング”みたいになってしまう。
望んでいないお皿がずらりと並び、欲しかったものは、いつの間にか売り切れ。

自分の希望は、自分で表現しない限り、誰も気づいてくれない
言葉にして初めて、世界が動き出す。
「これが好き」
「これがやりたい」
「こう生きたい」
そのひと言が、未来の方向を決めるスイッチになる。

そして不思議なことに、はっきり言った方が、相手も応えやすい。
「どうしたいの?」
と聞かれて
「なんでもいい」
は、思いやりのようでいて、実はとっても不親切。
相手も困るし、自分もあとでモヤモヤする。

本当に欲しいものは、遠慮せずに、ちゃんと伝えること
その行動こそが、自分を大切にする第一歩になる。

曖昧な笑顔では、運も戸惑う。
だから、これからは胸を張って
「私はこれが欲しい」
と言ってみよう。
カレーじゃなくて焼き魚がいいなら、そう言えばいい。
遠慮して損をするのは、いつも自分なのだから。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
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