過去を手放す方法と後悔を消す習慣で心を軽くする

過去にとらわれ
自分を赦せぬままでは
後悔が静かに心を侵し続ける
それは小さな隙間にも忍び込み
喜びを押しのけ
希望の光さえ覆い隠す
たとえ大きな成功を手にしても
そこに幸福は宿らない
幸福は過去の自分を赦し
その過ちも失敗も抱きしめ
水に流したその瞬間から
静かに心に根を下ろし
やがて未来を照らしはじめる
過去を赦し心を軽くし幸せになる
過去を手放すことは、心の断捨離だ。
押し入れの奥に、もう使わないガラクタを突っ込んだままでは、新しい物は入ってこない。
同じように、過去の失敗や後悔をしまい込みすぎると、心の空き容量がなくなる。
その結果、幸せを入れるスペースまで占領されてしまう。
多くの人は、過去の出来事を忘れようとするほど、逆にくっきりと思い出してしまう。
これは脳のいたずらだ。
忘れようと意識するほど、その記憶に焦点を当ててしまう。
すると、嫌な記憶とセットの感情が何度も再生され、今の自分まで暗くしてしまう。
過去はもう変えられないのに、わざわざタイムマシンに乗って心を傷つけに行くようなものだ。
ではどうするか。
答えはいたってシンプルだ。
自分を赦すことである。
「あのときの自分は、あの選択しかできなかった」
と受け入れる。
これが過去を水に流す第一歩だ。
赦すことは、自分を甘やかすことではない。
むしろ、自分を前に進ませるための最高のエネルギー補給になる。
赦しの習慣は、日常の中で少しずつ育てればいい。
たとえば夜寝る前に、
「今日はよくやった」
と自分に声をかける。
鏡に向かって笑顔を作り、
「もう大丈夫」
と言ってあげる。
そんな小さな儀式が、過去に囚われない心を作る土台になる。
そして、赦した後は空いたスペースに新しい喜びを入れる。
小さな旅行の計画でも、新しいレシピでも、花を一輪飾るだけでもいい。
未来へのワクワクを増やせば、過去の影は自然に薄くなる。
幸福は、外からやってくるご褒美ではなく、心の中の居場所だ。
そこを占領している古い荷物を下ろして、軽やかに歩き出そう。
今日から、過去にありがとうと言って、水に流してしまえばいい。
すると、幸せを受け取る準備はすでに整っていることに気づくはずだ。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。