心の整え方

運をひらくための最初の一歩は、自分の心を整えること。焦りや不安を手放し、自分を信じる感覚を取り戻すと、世界の見え方が変わり始める。日常の中でつい乱れがちな心を整え、穏やかな内側から運を育てていくための言葉。

頭の中がごちゃごちゃなときの整理法は紙に書くこと

物事が混乱する時それは物事が明快になる為の一歩手前の状態である

人生のある時期に
全てが混乱して混沌とした
状態になることがある

こうした物事が混乱する時は
新しいものが生まれる
少し前の状態である

新しいものが生まれるのは
往々にして混沌からで
あることが多いのだ

いまあなたの状態が混乱して
混沌としているのであれば
それは新しい未来が訪れる
直前だということである

夜明け前が一番暗い

物事が混乱する時は
慌てて不安になるのではなく
新しい未来を楽しみに
待つことが必要である

そうすることで
未来が明快になっていく



混乱は明快になるための準備運動

人生が混乱していると感じるとき、多くの人は不安になる。
「どうしてこんなにうまくいかないの?」
「何を信じて進めばいいのか分からない」
そんな声が心の中で渦を巻く。

でも、ちょっと視点を変えてみると、混乱しているということは、ものごとが動いている証拠でもある。
何も動かず、停滞している時には、逆に混乱すら起きない。
ただただ平坦なまま。
だからこそ、混乱とはむしろ
「次に進むためのサイン」
と捉えてみる。

夜明け前がいちばん暗いように、心のなかがごちゃごちゃしているときほど、新しいアイデアや視点が生まれる準備が整っている。
物事が明快になる前には、いったんすべてがバラバラになり、頭の中でダンスを始める。
そこを慌てて片づけようとせず、
「混乱中」
と看板を出してしまえばいい。

そんなときにおすすめなのが、
「紙に書く」
というシンプルな方法だ。
頭の中に散らばる考えや感情を、とにかく全部紙に吐き出す。
何を書いてもいい。
「疲れた」
「意味がわからない」
「どうにかしたい」
その文字たちが、自分の本音を代弁してくれる。
書いているうちに、少しずつ自分の中にある“本当の声”が浮かび上がってくる。

デジタル全盛の時代に逆行しているように見えるが、手を動かして書くという行為は、頭のモヤモヤをやさしく整理してくれる。
スマホを閉じて、ノートを開く。
ただそれだけで、心の中の地図が少しずつ見えてくる。

混乱は、決して悪者ではない。
むしろ、次のステージに向かうための
「通過点」
だと知っておくと、怖さがやわらぐ。
いま、混乱の渦の中にいるなら、
「明快になる一歩手前なんだ」
と、ちょっとニヤリと笑ってみよう。
思いのほか、すべてが整理されていくはずだ。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

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