心の整え方

運をひらくための最初の一歩は、自分の心を整えること。焦りや不安を手放し、自分を信じる感覚を取り戻すと、世界の見え方が変わり始める。日常の中でつい乱れがちな心を整え、穏やかな内側から運を育てていくための言葉。

本当の幸せは与えることでしか得られない

幸福と喜びとは実は与えることによってえられるものだ

人間は、誰しも
幸福になりたいと思っている

お金持ちになろうと思ったり
いろいろなモノを買ったりする

それは一時の喜びのみで
すぐに消えて行ってしまうものだ

消えていかない幸福とは
誰かに喜ばれ感謝された時
初めて感じるものである

何かを得ることではなくて
何かを与えることで
真実の幸福を感じることができる



感謝されることで人は満たされる

人は誰しも、幸せになりたいと願って生きている。
お金が欲しい、素敵なモノを手に入れたい、美味しいものを食べたい。
そんな欲求は、人生を豊かにするエッセンスにもなる。
けれども、そこに真の幸福は存在しない。

高級時計を手に入れたり、ブランドバッグを買っても、旅行に出かけても、確かに気分は上がる。
でもその喜びは、アイスクリームみたいにすぐ溶けてしまう。
一時的な満足感は、時間とともに色あせてしまうからだ。
では、消えない喜びって何だろう?

それは、
「誰かに感謝されたとき
に心がふわっと温かくなる、あの感覚。
誰かの役に立てたときに、自分の存在がほんの少し肯定されたような、そんな気持ちになる。
その瞬間、心の奥底からじんわりと幸福感が湧き上がってくる。

「与える」
というと、なにか特別なことを想像しがちだけれど、そうじゃない。
笑顔を見せること、相手の話を丁寧に聞くこと、荷物を持つこと。
ほんの小さなことでも、人は誰かのために動いたときにこそ、自分の内側が満たされていくのだ。

一方、モノやお金を集めすぎると、だんだんと飢餓感が出てくる。
「もっと欲しい」
「足りない気がする」
と、不思議と焦りが生まれる。
まるで満腹にならない食べ放題を、延々と続けているようなものだ。

足りないと思っていたのに、与えたときのほうが心が豊かになる。
この逆説こそが、幸福の秘密なのかもしれない。
幸せになりたいと思うなら、まずは自分が誰かに
「何を渡せるか」
に目を向けてみるといい。

今日一日、誰かを喜ばせることをひとつでもやってみる。
大それたことじゃなくていい。
ちょっとした言葉、ちょっとした行動。
その「ちょっと」が、あなたの心に消えない幸せを灯す。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

関連記事一覧

error: Content is protected !!