運を開く言葉

たったひと言が人生を変えることがある。書家、瑞雪氏とのコラボ作品コレクション。

他人の成功を喜べる人が運とチャンスに恵まれる

他人の成功を批判するのは自分の成功を否定するのと同じことである

与えれば与えられるのが
人生の法則である

他人の成功を批判すると
次には、自分の成功を
応援してもらえなくなる

結果的に成功しにくい
状況が生まれてしまうのだ

つまり他人の成功を喜ぶことで
自分も成功に近づくことになる

人間の感情でもっとも強く
消えないのが嫉妬である

自分の感情を理解し
外部に出さないようにしないと
自分に成功のチャンスが
回ってこなくなる

誰かの成功にモヤモヤする理由

他人の成功が目に入ると、なぜかモヤッとすることがある。
「いいなぁ」
と思う反面、
「あの人ばかりうまくいってズルい」
とつぶやきたくなる。
これは決して珍しい話ではない。
人間には誰しも、少なからず嫉妬という感情がある。
特に、自分がうまくいっていない時期には、他人の光がまぶしすぎるのだ。

でも、この嫉妬心をそのまま口にしたり、批判のかたちで外に出してしまうと、知らないうちに自分の運を削ってしまう。
なぜなら、成功した誰かを攻撃するということは、
「成功することそのものは悪だ」
という無意識の前提を、自分に刷り込んでしまうことになるからだ。

「お金持ちって、なんか性格悪そう」
とか、
「人気者って裏があるに決まってる」
なんて思い込みは、自分がそれにならないための言い訳を強化する呪文のようなもの。
つまり、自分の未来の可能性に、わざわざブレーキをかけてしまっているのだ。

本当に成功したいのなら、他人の成功を素直に祝福する器が必要になる。
拍手を惜しまず、素敵だなと感じたら、心の中だけでも
「おめでとう」
と言ってみる。
その一言が、自分のエネルギーの質を変えていく。
そして不思議なことに、そういう人の周りには、人の縁も、運の流れも、ふわっと集まりはじめるのだ。

誰かを引きずり下ろすエネルギーを使うより、自分を持ち上げる方が楽しいし、健やかだ。
50代以降の人生は、心のクセがそのまま生き方になる。
嫉妬や皮肉に染まるのではなく、祝福と応援が似合う人でいたい。

他人の成功は、自分の未来の予告編。
喜べば喜ぶほど、その物語の主役に自分がなれる。
今日もどこかで咲いた誰かの花を見て、
「すごいなぁ」
と笑える心の余白を持っていたい。
そういう人のところに、ちゃんと春は来るのだから。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

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