変化と手放し

変化を恐れる心をゆるめ、古い自分を手放すと、新しい運が流れ込んでくる。卒業・別れ・転機はすべて、運が次のステージを用意している合図。しなやかに生きるための「手放す力」を思い出させる言葉。

古いものを手放すと新しいチャンスが手に入る理由

古いものを掴んでいては新しいものは捉えられない

誰もが今持っているものを
無くすことを恐れる

同じように、環境が
変わることも恐れる

古いものに囚われていては
新しいものを得られない

手に持っているものを
放さなければ新しいものを
掴むことはできない

何かを手放すことを恐れないことだ

手放すことは新しいものを
手に入れることでもあるのだ



古いガラクタを手放し余白を作る

気がつけば、両手も心もパンパンになっている。
昔の成功体験、ちょっとこじらせたプライド、なぜか切れない人間関係。
どれも過去の私にとっては大切だった。
でも今となっては、心のタンスに詰め込んだままのガラクタでしかない。

スーパーのレジで荷物を持ちすぎて、小銭が出せずにもたつくことがある。
人生も似たようなもので、古いものを握りしめたままでは、新しいチャンスはつかめない
どんなに魅力的な何かが目の前にあっても、手がふさがっていれば受け取れない。

やっかいなのは、その“古いもの”に限って、妙に愛着があることだ。
「これは私らしさだから」
「この考え方でここまでやってきたし」
と、自分に言い聞かせる。
でもそれはただの思い出グッズでしかない。
心の棚を片づけるタイミングが来ている。

手放すことは、敗北ではない
変化を受け入れる柔軟さだ
潔く手放せば、そこに新しい風が流れ込む
チャンスか、出会いか、それはわからない。
でも、今の私にとって必要な何かが必ずやってくる。

まだ迷いがあるなら、こう決めてしまえばいい。
空いたスペースには、もっといいものが入る
実際、そうやって心の余白をつくることで、気の流れも変わる。
運の流れも変わる。
すべては、余白のあるところにやってくる。

両手にガラクタを抱えて動けなくなっていては、人生の流れに乗れない
荷物を下ろして、軽くなった心でまた一歩、前へ進めばいい。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

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