不機嫌な人に振り回されないために知っておきたい顔に出る性格と感情のサイン

顔はその人のすべてを表す
ある程度年を重ねた顔には
人柄までも現れている
不快感を与えるような
顔をしている人は
人柄もそのような人だ
これは顔の美醜ではない
その人の普段からの考え方
感情が表れているのだ
だから嫌な感じの顔の人とは
距離をとるほうがいい
自分の顔を作っていくのは
日々の行動や思考である
自分の顔は自分の責任なのだ
顔はその人の内面を語っている
「人は見た目が9割」
なんて言われるが、本当にそうだと思う。
というのも、顔には感情も人柄もにじみ出るからだ。
どんなに口では優しいことを言っても、表情に険しさがあれば、相手は本能的に警戒する。
逆に、笑顔が自然で穏やかな人には、それだけで安心感を抱く。
これは顔の造形の問題ではない。
思考や感情のクセが日々、表情に刻まれていく。
よく笑う人には柔らかいシワができ、不機嫌がクセの人は、口元がへの字に固まっていく。
年齢を重ねればなおさら、その差ははっきり表れる。
とくに不機嫌な人の表情には要注意だ。
自分の感情を顔にまき散らして
「私の機嫌を取ってよ」
と無言のプレッシャーをかけてくる。
これに気づかず真面目な人がせっせと空気を読んで対応すれば、立場はいつの間にか
「機嫌取り係」。
それはもう、自分の時間と感情を相手に差し出しているようなものだ。
顔色をうかがうことと、相手を思いやることは似ているようで違う。
前者には緊張があるが、後者にはあたたかさがある。
人の顔に出るものは、日々どんな気持ちで生きているかの証明書みたいなもの。
優しさも、怒りも、焦りも、素直に映る。
だから、自分の顔を鏡で見るのは、心のメンテナンスになる。
ふと鏡に映った自分が疲れて見えたら、頑張りすぎている証拠。
口角が下がっていたら、最近ちょっと面白くなかったということ。
自分の表情は、自分の中の感情の通訳だ。
年齢を重ねることは、顔に人生が出てくるということでもある。
どうせ出るなら、いい感じで出てほしい。
そのためには、まずは自分の機嫌を自分でとること。
眉間にシワ寄せて不機嫌な人の顔マネなんて、やってる暇はない。
今日も鏡の前でニッコリしてみよう。
あなたの笑顔が、あなたらしさを一番素敵に伝える。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。