運命は自然に変化し移り変わっていく
運命を自ら変えようとする人は、この世のあらゆる物事は流れているということが分かっていない。運というのは一定ではなく、向きを変え変化していくものなのだからだ。この世の全てのものは変化し、流れ、刻々とその表情を変えていく。
運命を自ら変えようとする人は、この世のあらゆる物事は流れているということが分かっていない。運というのは一定ではなく、向きを変え変化していくものなのだからだ。この世の全てのものは変化し、流れ、刻々とその表情を変えていく。
トラブルに会った時には、突き詰めて考えてみれば、妬みとか嫉み、恐怖、恨みといった感情が多くのトラブルを引き起こしていくことに気づくだろう。世の中の多くのトラブルの原因は、負の感情に起因している。
夢を実現しようとするならば、とにかく行動することが大事だ。行き先さえ決めてしまえば、あとは、目の前だけが見えていればそれだけでいいのである。少し進んでいけば、また、その先が見えてくる。だから、まず前に進む行動をすることが重要になる。
人の心を掴むということは、簡単なことで、相手の話を興味深く真剣に聴くこと。ただそれだけで十分である。人は、誰でも本当は自慢をしたいのだ。ところが、他人の話は聞きたくないし、自慢話なんて誰だってもっと聞きたくない。
「運」の流れを「運気」という。この「運気」は、一定ではなく、濃くなったり薄くなったり、流れが早くなったり遅くなったり、大きかったり、小さかったりする。またその状態も常に同じではなく、刻々と変化していくものだ。
人間は誰でも、同じ行動をしていたのでは常に同じ結果となってしまう。結果を変えたければ行動を変える必要があり、その為には、思い込みを変えていくしかない。私たちの行動を規制し望む結果を遠ざけている最大の原因は、おそらく根拠のない思い込みだ。
運というと、どうしても人間の力の及ばないものをイメージしがちだが、決してそんなことはない。人間には避けようのないように見える災害の予測でさえ、現代ではかなり正確な予測ができるし、戦争なようなものでさえもある程度の予測が可能だ。
世の中には法則がある。何らかの行動を起こして結果が出るということは、そこには法則があることになる。その法則さえ見つければ、後は簡単に結果につなげていくことができるのだ。何かの技術なりノウハウを学ぶ時に、その後ろにある法則は何かを常に考えてみることだ。
この世界を構成しているものは三つある。「人知」「地理」「天機」の三つだ。「人知」の上に「地理」が成り立ち、「人知」と「地理」の上に「天機」が存在する。「人知」というのは、人間の本質を理解することだ。「地理」とは、地の理(ことわり)だ。
全ての人は、生まれると同時に死に向かって歩み続けている。これは、だれ一人として例外のない現実だ。何もしないでいる間にも、時間だけは、刻々と過ぎていく。そして、人生も終わりに向かって刻々と進んでいるのだ。その道は、どこまであるか誰にも判らない。