
あなたは自分の為に生きていますか
自分の人生の行き先を決めるのは自分自身しかいません。
もちろん、一晩で、行き先をすべてを変えることはできません。船の方向を変えるときに、いきなり向きを変えることはできません。無理にそんなことをしたら、転覆してしまうだけです。
ただ、自分の人生を、目的の方向へ導くために、今、船の向きを少しずつ変えることはできるはずです。
人生の行き先を決めるのは自分自身
例えば、演劇がやりたいのに、経済的な責任があるために、「まともな仕事(これ絶対に言われます!)」に付かなければならない場合でも、アマチュア劇団に参加すれば、望みをかなえることはできます。
もし、あなたの時間が「会社員」と「夫」、「妻」、「父親」、「母親」といった役割だけで費やされているのであれば、ぜひ、自分のための時間を持つようにすることです。
もう一つの夢を追及するための時間を作るようにしてください。自分のために行動することは、決して自分勝手なことではありません。

まず自分を一番大切に扱おう
私の娘が通った学校の校門には、聖書の言葉がこう書かれています。
「心を尽くし、精神を尽くし、
力を尽くし、思いを尽くして
あなたの神である主を愛しなさい
また、隣人を自分のように愛しなさい」(ルカによる福音書10章27節)
ここには、 「自分の代わりに隣人を愛する」とか、「自分よりも隣人を愛する」とは、決して書かれていないのです。
まず最初に、自分自身を、神と同じように大切に扱うのです。
多くの人は、ここを間違えているのです。
自分の為にまず生きよう
自分の為に何かをする時間を、絶対に持つようにしてください。
もし、今、憂鬱になるような仕事についているのなら、方向転換の計画を立て始めてください。これは、たとえ今、あなたがどのような仕事をしていたとしても同じです。
もちろん、そのためには、もう一度勉強する必要があるかもしれません。それでも、毎日、憂鬱な思いをしながら過ごしていたのでは、あなたが一番可哀そうなのです。
ほんの少しばかりの勇気が欠けていた為、多くの才能がある々が一生成功を成すことなく人生を終えています。思い切って着手する勇気がなかったために、一生無名に終わった、大勢の人々が、毎日、墓場へ送られているのです。
寒さや、危険を恐れて、ぼんやりと、立ちすくんでいてはダメです。思い切って飛び込んで全力を尽くして泳いで行ってください。
忙しい現代では、やりたいことを手控えて思い迷い、あれこれと相談ばかりしていれば、あっという間に、時間は無くなってしまいます。だから今、この場から始めるべきなのです。