
失敗や不幸を心で繰り返さない
人間というのは
本当に不幸な生き物で
過去の不幸や失敗を心の中で
反芻してしまう生きものである
過去のやってしまった失敗
その結果起きて決まった不幸
こうしたことを
忘れようとすればするほど
益々その記憶は心の中で
大きくなっていく
さらにその記憶によって
沸き起こされた感情で
何度も何度も一喜一憂する
過去は既に変えられないのに
実体のない過去の記憶に
囚われてしまうのだ
人はどこまで行っても
過去の虜囚なのである
だからこそ、過去を努力して
忘れるようにしていくことだ
繰り返し繰り返し
過去の亡霊を冷静に眺めることで
実際には存在しない
過去の記憶から少しずつ
逃れることができるようになる
過去を思い出し不幸を感じる
過去は、既に過ぎ去ったことだ。たとえ、どのような不幸な過去であっても、今のあなたを傷つけることは絶対にできない。しかし、自らその過去を思い出し悩み、反芻して自分から不幸になっている人が多い。
過去は、過ぎ去ったことなのだ。そこに引っかかりさえしなければ、傷つくこともなく不幸を感じることもない。
過ぎ去った過去を思い出し不幸や怒りを感じることは、自分から不幸になりにいっているのだ。過去は、絶対にもう変えることは出来ないのですから、思い悩まないことだ。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲