努力しても幸せにはなれない
誰もが不足を補うために
頑張って働き努力をする
しかし、これではいつまでも
幸せにはなれない
もっともっとと、考えるのが
人間の常だからだ
不足に焦点が当たっていては
常に欠乏感に苛まれる
大事なことは、「知足」
つまり、足るを知ることである
そうすることで、はじめて
もっとという心の渇きから
抜け出すことができる
もちろん努力は必要だが
なぜ努力をしているのかを
見つめ直すことだ
充分足りているかもしれない
幸福とは心が感じる平安
本当の幸福とは、自分の心が感じている、平安の状態をいう。だから、現在の生活の状態、境遇、環境、職業、何もかも一切のすべてを、心の底から本当に満足し、感謝して生きているとしたら、本当にその人は幸福だ。
幸福な人は、例えば、空腹になって、なんか食べたと思う時に、自分の生命を支えるだけの食物の分量で満足し、そして同時に自分の身分に相当なものでもって満足することができる。
ところがほとんどの人間は、身の程もわきまえないで「もっと美味しいものを食べたい」などと言って、その上、今度は腹のはちきれるほど食べたりする。
さらに、自分が現在欲しいと思うものが容易に自分のものにならないときに、現在持っているもので満足することは無理だと思うことになる。
これが心の渇きをもたらしてしまうのである。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
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内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングや人生のコーチングを専門に行い、30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
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瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。