運を受け取る準備ができた人にだけチャンスは微笑む

幸運は無限に存在する
だから、どれだけ受け取っても
決して枯れることはない
しかし、人間はどうしても
幸運に限界があると思いがちだ
だから
「そんなにいいことばかり
あるわけが無い」
とか
「いつか悪いことがある」
などと、幸運を受け取ることを
自ら拒否してしまうのだ
幸運は海のようなものであって
この幸運の海から
スプーンで水を汲もうが
タンクローリーで汲もうが
幸運の海は枯渇することはない
幸運は制限が無いものなのだ
だから、幸運は無限に存在するし
使い果たすこともありえない
幸運は使っても減らない
幸運というのは、不思議なもので、使えば使うほどなぜか増えていく。
にもかかわらず、多くの人が
「そんなにうまくいくはずがない」
と、まるで口座残高でも見るように心配する。
けれど本当は、幸運には上限がない。
海の水をペットボトルで汲もうが、タンクローリーで汲もうが、海はびくともしない。
それと同じで、どれだけ幸運を受け取っても、宇宙の在庫は一向に減らないのだ。
それでも、
「こんなに運が良いと、あとで帳尻が合わなくなる」
そう思ってしまう人は多い。
それ、思い込みである。
むしろ幸運を遠ざけるクセになっている。
受け取っていい、という自分への許可が出せないと、せっかくのチャンスも目の前をスルリとすり抜けてしまう。
幸運は、受け取る準備ができている人のもとにしかやってこない。
おいしい料理も、テーブルが片付いていなければ運ばれてこないのと同じで、心のスペースが空いていないと、いい運も気づかれないまま通り過ぎていく。
大切なのは、
「いつでもどうぞ」
と幸運を迎え入れる態勢を整えておくこと。
うれしい出来事が起きたときに素直に笑って受け取れる心の余裕。
これがある人にだけ、幸運は自然と集まってくる。
遠慮せず、今日も堂々と幸運に手を伸ばしていい。
減らないどころか、分けても増えるのが幸運なのだから。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。