仕事と成功

成功には実力だけでなく「運」も必要だ。天職、フロー、好きなことを活かす働き方など、運と仕事のつながりを通じて、自分らしい成功を築く。

欲しいものリストの作り方|仕事と人生が動く二つのリスト

欲しいものリストを二つに分け仕事と人生の向きを見直す穏やかな時間
望む人生を手に入れる第一歩は、欲しいものリストを作ることではなく、願いを「解決したいこと」と「本当に欲しいもの」に分けることだ。曖昧な願いは動かない。仕事と人生の向きは、紙に書き出した瞬間から整いはじめる。(内田 游雲)

欲しいものがわからない時は、願いの数を増やすより、まず中身を分けることだ。多くの願いには「解決したいこと」と「本当に欲しいもの」が混ざっている。二つのリストに分けて書くと、仕事と人生の判断が見えやすくなる。今日はノートを開き、左に未処理の問題を一つ、右に本当に欲しい形を一つ書けばよい。

欲しいものが見えない本当の理由

人生で欲しいものがわからない時、未来は霧の中の地図になる。まず曖昧な願望を紙に下ろし、心の奥に眠る本音の輪郭を見つけることだ。

自分が本当に欲しいものがわからない時、必要なのは気合いではなく、願いの中身を見える形にすることだ。お金、時間、自由、安心、評価が混ざるほど、仕事と人生の判断はぼやける。ここでは、曖昧な願いがなぜ現実に動かないのかを見ていく。

あなたが本当に欲しいものは何だろうか。

この問いを前にすると、多くの人はすぐに答えられない。お金、仕事、家族、健康、自由、安心、時間、評価、将来の暮らし。頭の中にいろいろなものが浮かび、どれも大事に見える。

ひとつ選ぼうとすると、別の不安が顔を出す。これが普通である。

それは欲しいものが多すぎるのではない。まだ分類されていない状態なのだ。

経営者の場合、この混ざり方はさらに複雑になる。売上を上げたい。よい顧客と出会いたい。従業員を守りたい。家族に心配をかけたくない。体力も落としたくない。自分の時間も欲しい。

どれも現実の声であり、見ないふりはできない。

女性経営者なら、仕事と暮らし、人間関係、家族への気づかいが一つの器に入ってきやすい。男性経営者なら、責任、面子、成果への焦りから、自分の本音を後ろへ回しやすい。

形は違っても、根にあるものは同じである。自分が何を望んでいるのかを曖昧にしたまま、毎日の判断だけを積み重ねてしまう。

人生で欲しいものを手に入れる第一歩は、何かを急いで増やすことではない。まず、何が欲しいかを見極めることである。

ここが曖昧なままだと、行動は増えても向きが定まらない。忙しく動いているのに、胸の奥では満たされない。売上が増えても安心できない。予定が埋まっても、自分の人生を生きている手応えが薄い。

それは能力の問題ではない。根性の問題でもない。霧の中でアクセルを踏むようなもので、車は動くが、どこへ向かっているのかが見えないだけである。

だから最初に必要なのは、気合いではなく言葉である。頭の中に浮かんでいる願いを、紙の上に出す。すると、ぼんやりしていたものに輪郭が生まれる。

輪郭が生まれると、選べるようになる。選べるようになると、今日の行動が変わる。

望む人生は、いきなり大きく変えるものではない。まず、自分の内側にある声を見える形にするところから始まる。

曖昧な願いを書き出し本当に欲しいものを見つめ直す静かな気づき

多くの人は、望む人生にならない理由を「努力が足りないから」と考える。もっと頑張らなければいけない。もっと学ばなければいけない。もっと売らなければいけない。そうやって自分を追い立てる。

けれど、本当に見るべきところはそこではない。問題は、努力の量ではなく、願いの明確さにある。

「今とは違う人生を送りたい」「今とは違うことをしたい」「もっと多くのものを所有したい」。そう思うことは自然である。人は誰でも、今より良くなりたい。安心したい。自分らしく働きたい。大切な人と気持ちよく暮らしたい。

ただし、それだけでは現実は動かない。あまりにも曖昧で、明確さと具体性に欠けているからだ。

経営でも同じである。「売上を伸ばしたい」と言っても、価格を見直すのか、商品を絞るのか、顧客を変えるのか、発信を増やすのかは決まらない。「幸せになりたい」と言っても、時間が欲しいのか、安心が欲しいのか、自由が欲しいのか、人間関係の安定が欲しいのかで、今日することは変わる。

欲しいものが曖昧なままだと、他人の成功像を自分の願いだと勘違いしやすい。高級車、広い家、肩書き、年商、社員数、店舗数、有名になること。それらが本当に欲しいものなら、それでよい。

だが、世間が良いと言うから欲しがっているだけなら、手に入れても心は落ち着かない。

欲しいものリストとは、人生と経営の判断を整えるための一覧である。

これは夢をただ増やす作業ではない。むしろ、余分な願いを見分ける作業である。自分に必要なものと、世間から借りてきたものを分ける。見栄と喜びを分ける。不安と望みを分ける。ここを分けるから、次の行動が澄んでくる。

氣の経営では、拡大することだけを良しとしない。大切なのは、経営者の人生の質を落とさず、気の向きが合う商いを育てることである。

会社を大きくすることが願いなのか。少人数の顧客と深く関わることが願いなのか。資産を残すことが願いなのか。家族と夕食を囲む時間を取り戻すことが願いなのか。

ここを見ないまま走ると、商いは成功しているように見えても、本人の内側は乾いていく。なかなか洒落にならない。せっかく経営しているのに、自分が自分の店の客になれないようなものだ。

だから、まず自分の願いを取り戻す。欲しいものが手に入らないのではない。欲しいものがまだ見えていないだけである。

そして、ただ書き出すだけでは足りない。願いの中には「解決したいこと」と「本当に欲しいもの」が混ざっている。だから次に必要になるのが、二つのリストである。

欲しいものには二つの種類がある

欲しいものリストの作り方で大切なのは、夢を増やすことではない。借金や不安という「解決したいこと」と、胸が熱くなる「本当に欲しいもの」を別の器に分けることだ。

「お金が欲しい」という一つの願いにも、借金を返したい場合と、高級車に乗りたいといった場合がある。前者は解決したいこと、後者は本当に欲しいものだ。ここでは、欲しいものリストの作り方の核として、願いを二つに分ける考え方を具体的に見ていく。

欲しいものを書き出す時、多くの人が最初につまずくのは、願いの中に別のものが混ざっているからである。

たとえば「お金が欲しい」と書く。これは一見、わかりやすい願いに見える。けれど、その理由を聞くと中身は大きく分かれる。

一つは、借金があるからお金が欲しい。
もう一つは、高級車に乗りたいからお金が欲しい。

同じ「お金が欲しい」でも、この二つはまるで違う。

借金がある場合、それは欲しいものではなく解決したいことである。返済先、返済額、毎月の返済日、利息、家計や事業のお金の流れを確認し、具体的に処理していく必要がある。

高級車に乗りたい場合、それは本当に欲しいものに近い。車種、価格、色、乗る場面、誰と出かけたいか、その車を持つことで自分がどんな気分になるのか。そこまで見ていく願いである。

ここを同じ箱に入れると、行動がぼやける。

借金の返済に必要なのは、返済計画と資金管理である。高級車に必要なのは、購入予算、維持費、保管場所、仕事や人生との優先順位である。同じ「お金」でも、取り組む順番も見る数字も違う。

経営でも同じである。

「売上を増やしたい」と思った時、その中にはいくつもの事情が入っている。資金繰りが不安なのか。社員の給料を安定させたいのか。家族に心配をかけたくないのか。もっと自由な働き方をしたいのか。自分の仕事を正当に評価されたいのか。

理由が違えば、打つ手も変わる。

資金繰りが不安なら、まず見るのは売上目標ではなく、入金日、支払日、固定費、粗利、在庫、返済額である。社員の給料を守りたいなら、採算の合わない仕事を受け続けていないかを見る。

自由な働き方が欲しいなら、仕事量よりも商品設計と顧客との契約条件を見る。

ここで必要なのが、欲しいものを二つに分ける作業である。

一つは、解決したいことのリスト
もう一つは、本当に欲しいもののリスト

この二つを分けるだけで、頭の中はかなり見えやすくなる。やるべき処理と、向かいたい未来が混ざらなくなるからである。

欲しいものリストの作り方で大切なのは、きれいな言葉を並べることではない。自分の内側にある願いを、現実で扱える形に分けることだ。

ここを分けないまま「成功したい」「幸せになりたい」と言っても、今日どの数字を見るのか、誰に連絡するのか、何をやめるのかが決まらない。

願いは、分けると動き出す。
混ぜたままだと、ただ頭の中で増えていく。



一つ目のリストには、解決が必要なものを書く。

解決したいことリストとは、不安・未処理・負担・先延ばしにしている問題を、項目ごとに書き出し、下に具体的な対応策を添える一覧である。

ここには、借金、税金、未払い、健康不安、家族との課題、人間関係、顧客対応、時間不足、商品設計の迷い、価格の低さ、発信の停滞などを書く。

大切なのは、まとめて書かないことだ。

「お金の不安」とだけ書くと、大きすぎて動けない。
「A社への借入残高○円」「毎月の返済額○円」「税理士に相談する日」「固定費の見直し」「使っていないサブスクを解約」と分ける。

「時間がない」とだけ書くと、毎日が気分の問題になる。
「毎週やっているが利益につながらない作業」「自分でなくてもできる事務作業」「返信に時間を取られる顧客対応」「SNSを見る時間」と分ける。

「顧客対応で疲れる」とだけ書くと、相手が悪い話になりやすい。
「返信時間を決める」「対応範囲を文章にする」「追加料金の条件を書く」「合わない依頼を受けない基準を作る」と分ける。

このように書くと、問題はぼんやりした不安ではなく、扱える用事になる。これは経営者にとって大きい。なぜなら、頭の中だけで抱えている問題は気力を削るが、紙に出した問題は予定に入れられるからだ。

二つ目のリストには、本当に欲しいものを書く。

ここには、手に入れたい状態、体験、所有、関係、働き方を書く。できるだけ具体的に書く。

「自由になりたい」では足りない。
「毎週水曜の午前中は仕事を入れず、散歩と読書に使う」と書く。

「お金が欲しい」では足りない。
「毎月の利益から生活費とは別に○万円を資産形成へ回す」と書く。

「いいお客さんが欲しい」では足りない。
「価格の理由を理解し、半年以上の関係で一緒に成長できる顧客と仕事をする」と書く。

もちろん、「ベンツの○○を買う」でもよい。「マカオで豪遊する」でもよい。欲しいものは上品に見せるために書くのではない。自分の本音を確認するために書くものだ。

ただし、その願いが見栄なのか、喜びなのか、体験なのか、安心なのかは見る。高級車が欲しいなら、車そのものが欲しいのか、移動の快適さが欲しいのか、成功の実感が欲しいのか、誰かに認められたいのかまで見る。

ここに、人生と経営の分かれ道がある。

氣の経営で見れば、解決したいことのリストは「地」に関わる。お金、時間、生活、空間、仕事の仕組みを扱うからだ。本当に欲しいもののリストは「人」に関わる。自分の姿勢、判断、望む生き方を扱うからだ。そして「天」は、時代やタイミングである。

お金が欲しいと思った時、本当に見るべきなのは金額だけではない。そのお金で何を解決し、どんな暮らしや商いを作りたいのかである。

この二つが分かれると、願望は現実の言葉になる。借金は返済計画になる。時間不足は予定の見直しになる。高級車は購入条件になる。理想の働き方は商品設計になる。

欲しいものリストは、願いを大きく見せるための紙ではない。自分の人生と商いの向きを、具体的な言葉で確認するための紙である。

【卦象ミニコラム】
放置した願いを修める
卦象:山風蠱(さんぷうこ)|先に修める
変化|未処理を分けて向きを戻す

いまは、新しい願いを足す前に、残してきた問題を見直す局面である。欲しいものを考えているつもりでも、借金、疲れ、人間関係、仕事の未処理が混ざると、望みの輪郭はぼやける。山風蠱は、放置されたものを責める卦ではない。古くなった関係や習慣をそのままにせず、手を入れて立て直す型である。解決したいことリストは、過去を責める紙ではなく、今の自分を前へ向けるための入口になる。増やす前に、残してきたものの名を見る向きで扱う。

二つのリストで仕事と人生を動かす

願望を明確化すると、人生の目標設定ノートはただのメモではなくなる。小さな行動を選ぶ羅針盤となり、今日の一歩が望む人生へ向かう道筋になる。

二つのリストは、書いて満足するためのものではない。解決したいことには対応策を書き、本当に欲しいものには具体的な条件を書く。ここでは、ノートを使って願望を明確化し、今日の仕事、お金、時間、人間関係の行動に変える方法を見ていく。

二つのリストは、読んで納得するためのものではない。今日の行動を決めるために使う。

まずノートを一冊用意する。高価なものでなくてよい。普段使っている手帳でも、A4のコピー用紙でもよい。

大切なのは、頭の中だけで考えないことだ。頭の中では、願いも不安も予定も人の顔も一緒に動く。だから、まとまらない。

最初は整理しようとしない。お金、健康、仕事、家族、恋愛、人間関係、住まい、時間、趣味、学び、顧客、資産、旅、休み、欲しい物、やめたいこと。浮かんだものを全部書く。

「こんなことを書いていいのか」と止めない。ベンツの○○を買う。マカオで豪遊する。毎週一日は仕事を入れない。借金を返す。健康診断に行く。苦手な顧客対応を減らす。価格を上げる。朝の30分を読書に使う。全部書いてよい。

目標設定ノートは、願いをきれいに飾る場所ではなく、今日の判断を決める場所である。

書き出したら、左右に分ける。

左には、解決したいことを書く。借金、未払い、税金、健康不安、時間不足、顧客対応、家族との未処理、仕事の混乱などである。ここには必ず対応策も添える。

たとえば「借金」とだけ書かない。
A社へ毎月○万円返済」「返済日をカレンダーに入れる」「固定費を今週中に3つ見直す」と書く。

「時間が足りない」とだけ書かない。
「毎週の作業を書き出す」「利益につながらない作業を1つやめる」「人に任せる仕事を1つ選ぶ」と書く。

右には、本当に欲しいものを書く。これはできるだけ具体的にする。

「自由に働きたい」ではなく、「毎週水曜の午前中は仕事を入れず、散歩と読書に使う」と書く。
「お金が欲しい」ではなく、「毎月の利益から生活費とは別に○万円を資産形成へ回す」と書く。

「よい顧客と出会いたい」ではなく、「価格の理由を理解し、半年以上の関係で育つ顧客と仕事をする」と書く。

次に五つの確認をする。

今、それは本当に欲しいか。
現実問題として実現可能か。
誰かが傷つくことにならないか。

リストのほかの項目の妨げにならないか。
それで十分に満足か。

この五つを通すと、願いは少し現実に近づく。経営者は、売上だけで見ないほうがよい。体力、時間、家族、顧客との関係、資産、仕事の喜びまで見る。

「月商を増やす」が本当に欲しいものならよい。ただ、その結果として休みが消え、顧客対応が荒れ、家族との食事もなくなるなら、別の形を探す必要がある。

欲しいものリストの作り方で大切なのは、気分を盛り上げることではない。自分の人生と商いに合う形まで、言葉を具体化することである。

紙に願いを書き出し仕事と人生の行動を選ぶ前向きな実践

リストは一度書いて終わりではない。毎日、眺めて修正する。

昨日は欲しいと思ったものが、今日見ると違って感じることがある。反対に、小さく書いた願いが、自分の人生の中心にあると気づくこともある。これは失敗ではない。むしろ、願いの中身が見えてきた証拠である。

朝に3分だけ見る。夜に5分だけ見直す。それで十分だ。大げさな儀式にしない。続けられる形がよい。

毎日見ると、選ぶ情報が変わる。会う人が変わる。お金の使い方が変わる。仕事の受け方が変わる。

潜在意識がその方向へ舵を取るというのは、ぼんやり願えば何かが起こるという話ではない。毎日の視線が向く先に、行動と判断が揃っていくということだ。

たとえば、左のリストに「資金繰り不安」と書いたなら、今日やることは一つでよい。通帳を開き、今月の入金日と支払日を書く。返済額を見る。固定費を一つ確認する。これで不安は現実の数字になる。

右のリストに「少人数の顧客と深く関わる仕事」と書いたなら、今日やることは一つでよい。今の顧客の中から、長く関係を育てたい人を3人書く。その人に何を提供できるかを一行で書く。

逆に、今後受けない仕事の条件も一つ書く

右のリストに「毎週水曜の午前中は仕事を入れない」と書いたなら、来週の水曜午前に予定を入れない。空いた時間に何をするかも決める。散歩でも、読書でも、身体の手入れでもよい。予定を空けるだけではなく、使い方まで書く。

リストは未来を待つ紙ではない。今日の時間、お金、言葉、仕事の受け方を変えるための紙である。

ここが大切である。

願望は、紙に書いただけではまだ弱い。予定に入れ、数字にし、人に伝え、断る条件にし、買う物を選び、やめることを決めた時に現実へ入ってくる。

氣の経営で言えば、二つのリストは「人知」を定める入口である。人知が定まると、地理である仕組みも変えやすくなる。仕組みが変わると、天機であるタイミングにも気づきやすくなる。

望む人生は、遠くの大きな夢ではない。今日、紙の上で一つ分け、一つ選び、一つ動かした瞬間に、もう形を持ちはじめている。

今日やることは難しくない。

ノートを一ページ開く。
左に解決したいことを書く。
右に本当に欲しいものを書く。

それぞれ一つずつ選び、10分でできる行動に変える

それだけで、ぼんやりしていた人生の向きが見えはじめる。



読者からのよくある質問とその答え

Q. 欲しいものが多すぎて整理できない時はどうすればいいですか?

A. まず、頭に浮かぶ願いを全部書くことだ。理由は、最初から正しく分けようとすると本音が出にくく、気持ちまで固くなるからである。書いた後に欲しいものリストを二つに分ければ、今日見る数字や連絡先が自然に決まり、行動も少しずつ落ち着いて、気の向きもそろってくる。

Q. 解決したいことは欲しいものと分けたほうがいいですか?

A. 解決したいことは、不安や未処理を現実の言葉にしたものだ。理由は、放置すると気を消耗し、望みの輪郭まで見えにくくなるからである。借金、時間不足、人間関係などを一つ選び、下に対応を一行添えると、次に動く場所が自然にはっきり見え、胸の内も静まる。

Q. 本当に欲しいものリストは毎日見直したほうがいいですか?

A. 毎日見るほうがよい。理由は、本当に欲しいものは日々の気分や仕事の状況の中で、少しずつ輪郭がはっきりしてくるからである。朝か夜に短く眺め、違和感のある項目を直すだけで、選ぶ言葉やお金の使い方が変わり、気の流れもゆっくり整い始めていく。焦らなくてよい。

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【二つの欲しいものリストの実践】
1.未処理を一つだけ書く
今日気になっている借金、返信、支払い、予定、顧客対応の中から一つだけ選び、紙に「何が残っているか」を一行で書く。
2.対応の言葉を一つ作る
未処理の項目に対して、相手へ送る一文、確認する数字、断る条件のどれか一つを書き、仕事の気が止まっている場所を見える形にする。
3.本当に欲しい形へ直す
「お金が欲しい」「自由が欲しい」などの曖昧な願いを一つ選び、金額、曜日、相手、場所、条件のどれかを入れて具体的な形に書き直す。

望む人生は、強く願った人の前に現れるのではない。解決したいことと本当に欲しいものを分け、自分の時間、お金、言葉、仕事の向きを一つずつ戻した人の足元から形になっていく。

(内田 游雲)

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profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-経営とお金が巡る仕組みの研究所-」は、氣の経営と運をテーマにしている。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

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