毎日の食事を意識して楽しむ

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内田游雲（うちだ ゆううん）
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究－洩天機－」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営（メルマガ編）】も発行中（無料）

健康について考える時に最も大きな部分は、やはり食事になるだろう。ここを疎かにしていては、健康はおぼつかなくなる。
ぜひ、自分の生活を振り返ってみることだ。

食べるということには、大きく2つの側面がある。一つは、快楽のための食事だ。美味しいものを食べることは、人生の喜びの大きな一つである。

そして、もう一つの側面が、活動エネルギーを摂取するという面だ。食べ物や飲み物は人体の原料であり、さらには動かす燃料でもあるので、食べ物が悪ければ脳の働きや体の動きが悪くなり、食べ物が良ければ動きも良くなるものである。

健康というのは人生において、とても重要な部分となるが、その基本に有るのが、食べることだ。だから、私たちはもっと食べることについて、しっかりと意識しておくべきである。

具体的に何を意識すべきかと言うと、野菜や穀物や肉魚など、様々な種類の食品を十分に食べるようにする必要がある。けっして難しいことではなく、バランスよく食べるということだ。

特に最近よくありがちの、炭水化物を抜いたほうがいいとか、これは食べないほうが良いとかという、無理をする必要はまったくない。食事は戦いではないのだ。

食事というのは、最初に書いたように2つの側面が有るのだから、楽しむことも忘れないほうがいい。

確かに、食べ物や飲み物の影響は、多くの人が思っている以上に大きいが、無理に制限して抑制すると、ストレスのほうが体を壊しにかかる。
そうではなく、もっと食事を楽しみつつ体を意識して食べることだ。

特に、早食いはよくない。時間をかけてゆっくり食事の時間を楽しむようにすることだ。
早食いは、よく噛んでいない証拠だから、胃腸に大きな負担をかけている。
そもそも、歯と胃とどちらが丈夫にできているだろうか。
私たちは、そんな基本的なことすら忘れてしまっているのだ。

食事を楽しむということは、時間をかけてしっかりと味わうということだ。良く噛んで流動食状態にすることで、胃腸への負担も少なくなり、食後に眠くなってしまうことを防ぐことができる。

毎日の食事を楽しむということは、それだけで人生を何倍も楽しくする。さらに、時間をかけ食事を楽しむことで、良く噛んで食べることが習慣となり体調も良くなっていく。

なぜ人間の舌は、あれほどまでに敏感にできているのか考えたことがあるだろうか。それは、食事を楽しむために発達した。ただ食事を楽しむことを意識するだけで、かなり健康になれるので試してみることだ。

毎日の食事を少し意識するだけで、何倍も人生が楽しくなり、その上元気に過ごせるのであれば、楽しまないともったいない。難しいことを考える必要はない。

それよりも、どうすれば毎日の食事を、楽しめるようになるかを考えてみることだ。何もしなくても、食事の時間は、朝・昼・晩と毎日３回やってくる。
それを楽しめるかどうかで、人生の豊かさが全く違ってくるのである。
しかも、それが肉体の健康をもたらし、更には、成功への基礎となる。

その上、一人ではなく誰かと楽しむことで、人間関係も豊かになっていく。食事を楽しむように見直すことは、誰でもすぐ取り組める上に、人生に絶大な影響を与えるものなのだ。

【参考記事】：

2023.11.19

食事の習慣を見直す

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