背後にある法則とは何かを常に考える

世界は法則に従っている

この世の中には法則がある。何らかの行動を起こして結果が出るということは、そこには法則があるとうことになる。その法則さえ見つければ、後は簡単に結果につなげていくことができるのである。何かの技術なりノウハウなりを学ぶ時に、その後ろにある法則は何かということを常に考えてみることだ。この法則について知っておくことが何をするにしても近道となる。(内田游雲)

profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

法則に則って行動する

この世の中には法則がある。この法則さえ見つけることができれば、後は簡単に結果につなげていくことができる。

例えば、あなたが成功したいと考えるならば、成功する法則に則って行動すればいいし、お金持ちになりたいと思うなら、お金持ちになる法則通りに行動すればいいのだ。

この法則があるということは大変ありがたいことで、もし世の中が全て偶然で成り立っていたとしたら、これは大変なことになってしまう。次の瞬間何が起きるかわからない状態だから、おそらく、すべての生命は存続できなくなってしまう。だから、まずこの法則について知っておくことが何をするにしても近道となる。

たとえば、何かの技術なりノウハウなりを学ぶ場合に、その後ろにある法則は何かということを考えてみることだ。何らかの行動を起こして結果が出るということは、そこには法則があるということだ。その法則さえ捉えてしまえば、後は練習だけになるのである。

しかし、これを間違えて小手先の技術やノウハウにのみ目がいってしまうと、状況が変わった時に対応できなくなる。

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ほとんどの人が学び方を知らない

私は仕事柄、人に教える場面が多いのだが、そんな時に気になる点がある。それは、ほとんどの人が学び方を知らないということだ。だれもが何らかの成果を求めて、セミナーや講座などに一生懸命参加してこられるのだが、どうも安易にハウツーを求める傾向があるのだ。

ほとんどの人が、いいノウハウはないかと、いつも探し続けている。しかし、残念なことに表面的に答えを追いかけるだけでは何も身に付かない。特にこれからは、学び方が問われる時代だ。答えを求める姿勢の勉学では、モノにならない。

教えて欲しい!
教えて欲しい!

これで何かを教わったとしても、「死んだ学問」だ。ただ、教わっただけ、知っただけで終わってしまう。これでは、結局のところ求める結果には、たどり着けないだろう。ただ漫然と教わっただけでは、法則を見抜くことなどできないかっらだ。

特に、最近は誰もが答えを求めてしまう傾向にある。これを教えて欲しい、あれを教えて欲しいといつもいつも言い続けている。他に解を求めている間は、自己の成長は期待できない。もちろん、法則について知ることもできないのだ。

そうではなく、自分自身で考え出すという姿勢が全てを決めていく。自己を鍛え行動を変える学び方が重要なのだ。これを「活学」という。

物事の本質を見抜く眼力がどれだけ大事かを考えてみることだ。

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何を学べばいいのか

さらに、ほとんどの人は、自分は何を学ぶかを自分で決めようとする。なぜかというと、自分のことは自分が一番よくわかっていると思い込んでいるからだ。本を読むにしても、セミナーに行くにしても、自分が「これは自分向きだ」と判断したものを選ぶのだ。

しかし、多くの人は、自分で選んだ本やセミナーから学んでも人生がよくなっていかない。なぜなら、そもそも、本やセミナーの選び方から方向性を間違えているからだ。選ぶセンスがない人だらけと言っても過言ではない。

では、どうすれば、いいかというと、
「自分は、本質的には何も知らない。」
そう、自覚すればいいだけである。

そして、何を学ぶべきかを結果を出している人から教えてもらって、素直にそれを学べばいいのである。例えば、自分がビジネスで稼ぐためには、自己啓発ノウハウは必要ないと思っても、稼いでいる人に勧められたら、学ぶようにしたほうがいいということだ。

そして、何かの技術なりノウハウなりを学ぶ時に、その後ろにある法則は何かということを常に考えてみることだ。何らかの行動を起こして結果が出るということは、そこには法則があるとうことになる。その法則さえ見つければ、後は簡単に結果につなげていくことができるのである。

ぜひ、この中心にある法則を掴むことを心がけてみることだ。

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