人間性を鍛えるにはまず本を読むこと

成功の条件は本を読むことである

成功する条件の第一は、人間性にある。では、この人間性を鍛える、あるいは向上させるには、どうしたらいいのだろうか?人間性を鍛える方法について、ただ、一つ言えることは、何らかの思想を持つということだ。その思想は何でもいいが、それすらも、凝り固まってはダメである。だから、本を読むということが、じつは人間性の向上に一番役に立つのではないかと最近思うのだ。(内田游雲)

profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「洩天機-運の研究」は運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

人間性を鍛える方法

成功する条件の第一は、人間性にある。
では、この人間性を鍛える、あるいは向上させるには、どうしたらいいのだろうか?

これは、なかなか、難しい問題だ。
なぜなら人間性とは、数字や試験などで客観的に計ることができないからだ。
だから、人間性を鍛える方法については、正確にこうしたらいいということは判らない。
ただ、一つ言えることは、何らかの思想を持つということだ。

その思想は何でもいいのだが、それすらも、凝り固まってはダメなのである。
だから、本を読むということが、じつは人間性の向上に一番役に立つのではないかと最近思うのだ。

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与謝野鉄幹の「人を戀ふる歌」の最初に

「妻(つま)をめどらば才たけて
顔うるはしくなさけある
友をえらばば書を讀んで
六分の俠氣四分の熱」

ここでも、書を読んでとある。

書を読むの意味には、勉強するという意味もあるが、それよりも、いろいろな、思想に触れるということに、意味があるのだと私は考えている。

なるべく多くの思想に触れる

人間性を高めようと思ったら、時間があるときに、なるべく多くの思想に触れてみることだ。

あえて、例をあげるとするのであれば、

「聖書」
「仏典」
「論語」
「老子」

こうしたものだ。
もちろん、他の哲学でも構わない。
その上でさらに、いろいろな文章を読んでみる。
こうしたものの蓄積が、あなたの人間性を作り上げていく。

年齢によって、求められる姿は変わる。

30代は、「一生懸命な姿」でいい。
40代は、「実力発揮な姿」だ。
50代は、「風格を醸し出す姿」になる。
60代は、「品格を感じる姿」なのだ。

仕事と人生の経験、そして、考え方が人間性を作り出していく。だからこそ、ただ、闇雲に生きるのではなく生き方を模索していく必要があるのだ。それに最も役立つのは、やはり読書なのである。

ちなみに、私は、「葉隠」が好きだ。そして、三島由紀夫のファンでもある。

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