長期的に幸福や繁栄を得る方法

「運」と「陰徳」の関係

世の中の誰にでも、「よいことがあれば、悪いことも起こる」といった状況が起きる。基本的には、運気は上がったり下がったりする。この時に、上がる時にできるだけ大きく上げ、下がるときには「負」の影響をできるだけ減らすようにすれば、長期的に幸福や成功、繁栄を得ることができることになる。こうした運の循環を乗り越えて、長期的な運を手に入れ繁栄するためには、「陰徳」を積むことだ。(内田游雲)

金運というものは、直接的には存在しない。それは、あくまで他の運によって影響されることで、あたかも「金運」というものがあるように見えているだけである。

さらに、「運」というものは、上がったり下がったりと循環をしていくので、間接的な金運なども、当然のように上がったり下がったりする。

つまり、世の中の誰にでも、

「よいことがあれば、悪いことも起こる」

といった状況が起きるということだ。

繁栄しつづける人と沈んでいく人の違い

しかし、現実を見渡せば、ある人は繁栄しつづけ、ある人は沈んでいく。なぜ、こうした偏りが存在するのだろうか。

基本的には、運気は上がったり下がったりする。この時に、上がる時にできるだけ大きく上げ、下がるときには「負」の影響をできるだけ減らすようにすれば、長期的に幸福や成功、繁栄を得ることができることになる。

それでは、長く成功しつづける人と、「運」の循環に敗れて沈んでいく人の、一体、何が違うのだろう。

ここに奇跡的な人物がいる。
北野武(ビートたけし)さんだ。

たけしさん、私が小学生だったころ、すでに「オレたちひょうきん族」でお笑いのトップスターでした。「ひょうきん族」スタートから、40年近くいまだに、お笑い界のトップに君臨している。

ちなみに、たけしさん、「映画監督」としては、「世界一有名な日本人」だ。

世界の人々にとって、日本の作家なら村上春樹さんを知っている。日本のアニメなら、宮崎駿さんを知っている。そして、映画監督で知っているのは、黒澤明さんと北野武さんだ。

陰徳を積む行為が運気を上昇させる

ビートたけしさんは、どうして40年近くも2つのジャンルのトップにいつづけることができるのだろうか。

その秘密について、考えられることに「陰徳」がある。

「陰徳」とは、簡単に言うと、「こっそり善いことをすること」だ。この陰徳を積んでおけば、運の循環のマイナスを軽減できるのである。

では、ビートたけしさんは、どのように陰徳を積んでいるのか。

ビートたけしさんのことを、若手の芸人が話している中で、

「行った店でたけしさんがいた。
 帰りがけに会計しようと思ったら、
『あそのこのあんちゃんたちの分、
 おいらが払うよ』って、
 すべてたけしさんが支払っていた」

こういう話がある。

お金を人のために使うこと、斎藤一人さんのお弟子さんの本にも、同じような話がでてくる。これは、やはり運をよくするようだ。

もちろん、それだけならば、お金がある人ならばできるだろう。でも、ビートたけしさんは、結構若手の芸を見ていて、陰ながら励ましの言葉をかけたり、応援したりしている。

仏教でいうところの「愛語」だ。

後輩を応援する。

これ、できない人も、いるかもしれない。同じ分野の後輩は、「潜在的ライバル」でもある。心が小さければ、逆に「つぶしたれ!」と思うかもしれない。

トイレ掃除は最も簡単な陰徳を積む行為

また、あと、トイレを掃除すると運がよくなると言われることもある。その例として、やはりビートたけしさんの話があげられることがある。

これも、ビートたけしさんは「トイレなんか掃除しない」と照れ隠しで否定するのだ、聞いた話によると、

「飛行機に乗って、トイレに行ったら、
 出てくる時は、水まわりを
 必ず綺麗にして出てくる。
 だって、後から入ってくる人に
 『たけしが汚くした』と
 思われたら、いやじゃんか」

とのことだ。

そういえば、小林正観さんも「運をよくするにはトイレ掃除」といっていた。やっぱり成功し続けている人は、「陰徳」をしっかりと積み上げている。

運の循環を乗り越えて長期的な運を手に入れ繁栄するためには、「陰徳」を積むことで「負」の影響を軽減することが可能であり重要なのだということだ。

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