
人や物が去っていっても次が用意されている
何かが去っていった時には
そこには次のものが
用意されている
いろいろなところで
よく言われる言葉だ
しかし、その去っていた
人や物に感謝できて
初めて、新しい人や物が
現れるのだ
去っていく人をいつまでも恨んだり
去っていく物を惜しがっていては
その空白は埋まらない
それでは、心の中で
いつまでも掴んだままで
去ってはいないからである
感謝することで心が解放され
新しい次のものが現れるのだ
必要な時期に必要なものが用意される
人生を振り返ってみると不思議なもので、必要な時期には、ちゃんと必要なものが用意されていたことに気がつく。だから、人や物が去っていっても何も恐れることはないのだ。
それどころか、新しいものが入る場所を空ける為に去っていくのだから、何かが去っていくことは、幸運なことであり、去っていくものを惜しんではいけないのである。
去っていくということは、そこに新しい何かが訪れる前兆なのだ。怖れずに自分の生きる道をしっかりと歩んで行きさえすれば、自ずと道は開けていくのである。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲