子供の幸福の為に幸せな親になる
親ならだれでも子供の幸せを願っている。子供は親を見て育つ。親の影響を色濃く受けて育つのだ。その親が不幸にしていたら、子供は不幸を見て育ってしまうことになる。不幸を見続けた子供は幸せが何かさえ、わからなくなってしまう。まず親が幸せになって子ども・・・
親ならだれでも子供の幸せを願っている。子供は親を見て育つ。親の影響を色濃く受けて育つのだ。その親が不幸にしていたら、子供は不幸を見て育ってしまうことになる。不幸を見続けた子供は幸せが何かさえ、わからなくなってしまう。まず親が幸せになって子ども・・・
感謝の言葉は、身近な人にこそはっきりと伝えるべきだ。言わないでも解っているだろうと思うと大きな間違いである。感謝の言葉をはっきりと伝えれば、信頼もより強固になっていく。普段から一緒に居る人、身近な人にこそ、感謝を言葉で伝えるのだ。
子供時代の教育や躾によってすべての人は縛られている。特に幼少期に一番長く接している親、特に母親の考え方が色濃く反映してしまうものだ。しかし、それが正しいとは限らない。人生に問題が多いと思う時は、親の影響や幼少時の体験の影響を疑ってみることだ。
すべての子供は親から愛されたいと願っている。しかし、躾という名のもとに、親は子供を感情的に怒ったり行動や存在を否定しがちだ。こうして子供は大きな挫折を感じ、道を逸れてしまうことになる。親が素直に愛を表現することで子供は安心して育っていける。
世の中の事件を見ていると、人間関係のもつれから起きていることが多い。親子関係、夫婦関係、嫁姑、恋人同士、その多くが、「一緒にいなければいけない」といった思い込みが問題を引き起こすのだ。
子どもの教育でも、親は感情的になってはいけない。感情的に怒っても、子供はなぜ怒られているかすらわからないことが多いからだ。それよりも、笑顔でアドバイスを与える方が、よほど子供は受け入れやすくなるものである。
夫婦間の争いのほとんどが、自分の方がたくさん愛されたいという自己中心的な思いから始まる。お互いに自分の方が、より多く愛せばこうした争いはなくなる。しかし、それができないのは、人間はどこまで行っても自己中心的な生き物だからだ。