
望む人生を手に入れるために二つのリストを作成する
人生で欲しいものを手に入れる第一歩は、何が欲しいかを見極めることである。しかし、ほとんどの人が、自分の人生で何が欲しいのかを正確に把握していない。裏を返せば自分の欲求についての、明確で具体的なイメージを持っていないということだ。そして、こうした曖昧な態度だから、ほとんどの人が成功と幸福を手に入れることができないまま人生を終えているのだ。(内田游雲)
欲しいものが具体的に分かっているか
あなたが本当に欲しいものは何だろうか?
たいていの人は、この質問に対してアイディアをとりとめも無く思い浮かべることになる。そのため、頭の中が混乱し、すぐに答えを出すことができない。これが普通の人である。
つまり、人生で何が欲しいのかを正確に把握していないということだ。それは、裏を返せば自分の欲求についての、明確で具体的なイメージを持っていないということになる。そして、こうした曖昧な態度だから、成功と幸福を手に入れることができないのだ。
つまり、世の中のほとんどの人は、人生で何が欲しいかを知らずに暮らし、欲しいものが手に入らないことに不満を感じる人たちになる。
人生で欲しいものを手に入れる第一歩は、何が欲しいかを見極めることである。
たいていの人が、今とは違う人生を送りたい。
今とは違うことをしたい。
もっと多くのものを所有したい。
多くの人がそんな風に思っている。しかしこれでは、あまりにも曖昧だし、明確さと具体性に欠けてしまう。もし、この世の中に、神様がいてどんな願いでも聞いてくれるとしても、これではどうしょうもないのだ。
欲しいものの二つのリストを作る
これを改善するために、欲しいものの二つのリストを作ることをおすすめする。これ、かななり重要な内容なので、絶対にやって欲しい。
まず一つ目のリスト。
これは解決が必要なもの。
じつは、欲しいものの中に、これが多く含まれていて、混乱するのだ。

たとえば、あなたが「お金が欲しい」とすると、
その理由は
(1)借金があるから
(2)高級車に乗りたい。
などが上げられることになる。
そして、
(1)は、欲しいものではなく解決したいこと。
(2)は、欲しいもの。
この二つは、全く別物だから別々にリストを作っていく。
さらに、
(1)のリストは、挙げた項目の下に適切な解決策も書いておく。
複数ある場合も、まとめるのではなく、全部個別に書くこと。
借金なら、○○へ、返済・・・
こんな感じで十分だ。
(2)のリストは、できるだけ具体的に書く。
これは、「ベンツの○○を買う」
とか、「マカオで豪遊する」
このような形だ。
欲しいものリストを眺めて修正する
書き出したら、次の点をチェックする。
・今、それは本当に欲しいか?
・そもそも現実問題として実現可能か?
・誰から傷つくことにならないか?
・リストのほかの項目の妨げにならないか?
・それで十分に満足か?
この5つを、しっかりとチェックし修正する。
こうして、出来上がったのがあなたの欲しいものリストだ。あとは、毎日、これを眺めてその都度修正すること。
さて、これをやると、どんな得になるか
そんなのは判らないが、ただ少なくとも神様は、願いをかなえやすくなるだろう。まあ、実際には、自分の意識がその方向にしっかりと舵を取るので、おのずと実現に向かっていくことになる。